メルカリの売上金を出金するには、銀行口座登録が必須だと思っていませんか?
実は、メルカリで出品していても、銀行口座登録をしないまま使う方法があります。僕は実際に、銀行口座登録をしないで使っています。
ただし、銀行口座登録をしないことによるメリットの他、デメリットもあります。
この記事では、メルカリを「口座登録しないで使うケースはどんな場合か」や「売上金を使う手順」、デメリットについて解説します。
メルカリを銀行口座登録しないで使う3つのケース
実は、メルカリでは銀行口座登録は必須とされていません。銀行口座を登録したほうが圧倒的に便利ではあるのですが、口座登録をしたくてもできないケースが3つあります。
それは、以下のようなケースです。
- 1度アカウントBANされているケース
- 振込手数料を払いたくないケース
- 登録可能な銀行口座を持っていないケース
以下にそれぞれのケースを詳しく解説します。
1度アカウントBANされているケース

過去にアカウントBAN(無期限利用停止。いわゆる垢BAN)されている場合、同じ名前でメルカリに登録することはできません。また、他人の氏名などで新規にアカウントを作ったとしても、口座名義人と一致しないため振込申請ができません。
このように、メルカリで「1度アカウントBANされていて本名を使うことができない」ケースでは、口座登録すること自体が不可能となってしまいます。
\アカウントBANから復活する方法はこちら/
振込手数料を払いたくないケース
メルカリでは、1回あたりの振込申請に【200円】の手数料が発生します。
以前は、10,000円以上なら手数料無料でしたが、2019年4月23日からは金額に関わらず手数料がかかるようになってしまいました。
このように、「振込手数料を1円も支払いたくない」というケースでは、口座登録をしない選択肢もありえます。
登録可能な銀行口座を持っていないケース
メルカリでは、すべての金融機関が登録対象というわけではありません。信用金庫をはじめ、登録対象外の金融機関がかなりあります。「メルカリのためにわざわざ銀行口座を作りたくない」というケースでは、口座登録をしたくてもできないことになります。
■登録可能な金融機関(または一時停止中)の一覧はこちら(メルカリガイド)
口座登録しないで売上を使うたった2つの方法

メルカリでの売上を銀行口座に出金しないで使用する方法は、2通りあります。
具体的には、「メルペイにポイントチャージして街で使う」と「メルペイにポイントチャージしてメルカリ内の商品購入に使用する」の2通りです。つまり、いずれもメルペイを使用することになります。
以下にそれぞれ詳しく説明します。
メルペイポイントを購入して街で使う

メルペイは、メルカリアプリを使った決済サービスです。
メルカリアカウントを持っているだけで、アプリ内で「メルペイ」の機能を使うことができるので、簡単に利用開始できます。
銀行口座登録をしていない場合、売上金を直接「メルペイ残高」として使用することはできません。ただし、売上金を使っていったん「メルペイポイント」を購入することで、ポイントを買い物に使用することができるようになります。
メルペイのコード決済ができる場所として、身近な店舗では「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」などのコンビニ、「ヤマダ電機」「ビックカメラ」などの家電量販店、「ウェルシア」や「スギ薬局」などのドラッグストアなどがあります。
メルペイは「iD(アイディ)」と連携することもできますが、連携しなくてもQRコードを表示して支払う方法なら簡単に始められます。
なお、メルペイポイントが購入金額に満たない場合に、現金と組み合わせて会計することもできるかどうかは、対象店舗により異なります。そのためメルペイ残高が十分にある状態で買い物することをお勧めします。
売上金をコード決済で使う手順は、以下のとおりすぐに完了します。レジに並んでいる最中でも、即座に行えるほど簡単です。
詳しい利用手順やQ&Aについては、メルペイのサイトもご覧ください。

メルペイポイントを購入してメルカリの買い物に使用する

メルペイポイントは、メルカリ内の商品購入でも使用できます。
事前に売上金をポイントに引き換えていなくても、メルカリの商品購入画面でポイント購入することができます。
ただし、購入画面で、何も考えずに「購入する」ボタンを押してしまうとデフォルトで「メルペイスマート払い(定額払い)」というリボ払い並みの悪質な支払い方法に誘導されてしまうので、気をつけましょう。
商品購入画面でポイント購入する手順は、以下のとおりです。
ポイント購入後、ボタンには見えませんが「ポイントを使う」部分をタップするのが正解です。
メルカリで銀行口座登録をしないデメリット

これまでの説明で、銀行口座登録をしなくてもメルカリを使う手順はわかりました。僕も、実際に口座登録をしないまま使えています。
ただし、銀行口座登録をしないことによるデメリットももちろんあります。それを以下に紹介します。
- 振り込み申請期限がある
- メルペイポイント交換後にも期限がある
- 特典が受けられない
振込申請期限がある

本人確認をしないと、売上金に振込申請期限があります。振込申請期限は、売上金の取得から180日間です。
もし銀行口座の登録をしていれば、振込申請期限になると自動的に、口座に振り込まれるしくみがあります。ただし、銀行口座の登録がない状態で売上金が失効してしまったら、振込先口座の登録を行う必要があります。
このとき、本人確認をしていないと銀行口座の登録自体ができず、売上金は失効したまま利用できなくなってしまうので注意が必要です。
なお、売上金の振込申請期限は「メルペイ」画面の下部にある、「振込申請期限の確認」をタップすると確認できます。
メルペイポイント交換後にも期限がある

メルカリの売上金を利用してポイントを購入した場合の有効期限は、365日です。
売上金の振込申請期限と組み合わせ、申請期限のぎりぎりまで待ってからポイントを購入すれば、最長で売上発生から1年半ほど保有しておくことができます。
なお、ポイントは取得日ごとに期限が定められていて、追加購入した場合でもすでに持っているポイント期限は更新されないので注意してください。
それぞれのポイント期限の確認は、「メルペイ」→使った履歴「ポイント」と進み、「有効期限」のボタンをタップすると、以下のように確認できます。
キャンペーン特典が受けられない

現在は実施されていませんが、過去のキャンペーンとしては「メルペイしんきん口座登録キャンペーン」や「もれなく P1,000 がもらえる!メルペイ×ゆうちょ Pay キャンペーン」など、メルカリでは銀行口座登録が条件となるキャンペーンを何度も実施していました。
口座未登録のままだと、このようなキャンペーンの恩恵を受けることができません。
まとめ
いかがでしたか?今回は「FPが教える、メルカリ 銀行口座登録をせずに売上金を使う方法【メルペイポイントの購入手順とデメリット】」をお伝えしました。
メルカリは銀行口座登録をせずに利用できますが、上で述べたようにデメリットも多いので、できることなら口座登録を済ませたほうが、お得にメルカリを使うことができます。
ただし、抜け道として口座登録をしないで済む方法もあることを知っておいていただけたらと思います。
このブログでは、人生をちょっとだけお得に送るための生活改善情報を発信しています。
よろしければブックマークや、プロフィールページからTwitterのフォローをお願いします。
それでは^^
■「節約・貯蓄」カテゴリの人気記事
メルカリで高く売るコツ!ちょっとした工夫で売れる秘訣を10個紹介!
コメント