楽天モバイルの料金プランが改悪され、0円運用ができなくなりました。
筆者は、サービス開始当初の2020年4月から楽天モバイルの0円運用を続けてきました。しかし、0円運用ができなくなったことで先日ついに楽天モバイルを解約しました。
楽天モバイルでは、解約後のSIMを郵送で返却することとされています。
筆者は、最安で返却する手段として郵便局の「ミニレター」をお勧めします。ミニレターとはどんなものか、どのように送るのかなど、実際に解約・返却した体験談を解説するので参考にしてみてください。
楽天モバイルは手続き後、即解約される
まず、注意点から説明します。楽天モバイルのMNO現行プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」では、解約手続きをすると即解約が実行されます。
「楽天モバイル 解約 いつまで」というキーワードでGoogle検索すると、「当月16日~翌月15日までの受付分が、翌月末日に解約となります」という結果がヒットするため勘違いされがちですが、これは旧楽天モバイル(MVNO)の説明です。
「Rakuten UN-LIMIT VII」はその場で回線が通じなくなるので、あらかじめ次に使用する通信回線や端末を用意しておくようにしましょう。
\月額料金割引・データ増量キャンペーン中! 1月17日まで/
SIMカード返却にはミニレターが最安
楽天モバイルの解約後は、eSIMの場合を除き、SIMカードの返却が必要です。
SIMカードの返却に関するFAQは、以下のページに記載されています。
FAQを読むとわかる通り、SIMカードは着払いでは受け付けてもらえず、店舗での返却もできません。一方で、返送方法に指定はなく、追跡なども必要ありません。
そこで、僕はミニレター(郵便書簡)をおすすめします。
ミニレターなら、普通郵便よりも格安で発送できます。
ミニレターとは
ミニレターは、正式には「郵便書簡」といいます。はがきの3倍のスペースを持った、封筒兼用の便せんです。
ミニレターの配達料金は全国一律63円。はがきと同じ安さで送れます。
ミニレターは、重さが25g以内であれば写真や金券、メモ(紙片)などの薄い物を同封可能です。もちろんSIMカードも薄いのでOKです。ただし、現金は送付できません。
ミニレターを組み立てたサイズは、約17cm×約9.5cmですが、既製の封筒をこのサイズ以内に収めたとしても、63円では送れません。郵便局で「ミニレター」の専用封筒を購入する必要があります。
はがきや切手はコンビニでも買えますが、筆者はミニレターをコンビニで買えたことがありません。
もしかしたら置いているコンビニもあるかもしれませんので、「近くに郵便局がない」とか「開局時間に間に合わない」という方はコンビニ店員に聞いてみてはいかがでしょうか。
普通郵便とミニレターの比較
普通郵便(定形郵便)とミニレターを比較した結果は以下です。ミニレターの重さが25gを超えてしまうと、「定形外郵便」扱いとなり、普通郵便より高くなってしまうため重さには注意してください。
ミニレター | 普通郵便(定形郵便) | |
---|---|---|
料金(重さ) | 63円(25g以内) | 84円(25g以内)/94円(25g以内) |
サイズ | 約17cm×約9.5cm | 最大23.5cm×12cm |
厚み | 紙片など薄いもの | 1cmまで |
ちなみに、最近の郵便局は、現金だけでなくクレジットカードやQRコード決済にも対応しています。
また、地域の基幹郵便局なら、梱包用の糊やボールペン、セロテープなどが置いてあるところもあります。ミニレターを購入して、その場で梱包、差し出しができるため便利です。
SIMカードの梱包方法
前述の通り、ミニレターの重さは25gまでです。封筒自体の重さが3g程度あるので、あまり丁寧に梱包しすぎると規定の重さを超えてしまう恐れもあります。
ミニレターを組み立てるときは、セロテープよりも糊のほうが軽いのでおすすめです。
ちなみに、ミニレターのフチは切手のように水で粘着もできますが、粘着力はあまり強くありません。配送中に誤って開封しないよう、糊を使用しましょう。
なお、楽天モバイルのFAQには「契約者情報が記載された書類等を同封していただく必要はありません。」とあります。SIMカードを厚紙で補強する程度だったら25gを超えることはありません。
水漏れしないように、さらにビニールなどで包んでおくのがよいでしょう。
また、心配な場合は封筒内部に便箋部分があるので電話番号や氏名を記載しておくのもよいかもしれません。
SIMを返却しないとどうなる?
実際に、以下の記事などでは返却しなくても罰則がないとオペレーターへ確認されていました。
楽天モバイルのSIM返却方法!返却しないとどうなる?返送ルールや注意点を解説
しかし、楽天モバイルのSIMは、あくまで貸与されているという扱い。特に罰則はないとしても、返却しないことで「後々連絡がこないだろうか」「次に契約したくなったとき、不利になったりしないだろうか」と心配ですよね。
たった63円で返却できるのであれば、格安でそんな不安を払拭することができるのでおすすめです。
楽天モバイル解約手順
筆者が実際に楽天モバイルを解約したので、解約手順を紹介します。「my 楽天モバイル」アプリから行いました。サブ回線だったので、MNPではなく純粋に解約です。
まずは「my 楽天モバイル」を起動します。
画面下のタブから「契約プラン」を選択します。
解約の項目で「手続きへ進む」をタップします。
続いて「解約」をタップします。MNPをする場合は、その上の「他社へのお乗り換え」をタップします。
解約についての注意点を読み、問題なければ「次へ進む」をタップ。
アンケートはいずれも必須回答なので、それぞれの項目に何か記入します。
すべて記入したら、「解約内容を確認する」をタップします。
申込内容の確認画面です。問題なければ、「解約を完了する」をタップします。
数秒間、何も操作せずに待ちます。
「解約手続き完了」画面が出たら、解約が完了しました。ここで閉じても良いですが、念のため「申し込み履歴」をタップして結果を確認します。
解約申込の日付で「完了」となっているので、これで終了します。
まとめ
いかがでしたか?今回は「楽天モバイル解約後のSIM返却は普通郵便よりミニレターがお勧め|理由を解説」をお伝えしました。
楽天モバイルのSIMカードを返すのはちょっと面倒ですが、63円で済むなら安いものです。地域の基幹郵便局なら、土日に営業している店舗もあります。この機会に、ミニレターを購入してみてはいかがでしょうか。
このブログでは、人生をちょっとだけお得に送るための生活改善情報を発信しています。
よろしければブックマークや、プロフィールページからTwitterのフォローをお願いします。
それでは^^
\月額料金割引・データ増量キャンペーン中! 1月17日まで/
【節約・貯蓄】カテゴリの人気記事はこちら
PASMOユーザー必見!メトポとToKoPoは二重取りできる|ポイント還元
コメント