2024年6月の戌の日に、水天宮へ安産祈願に行ってきました。土曜だったので、境内は予想通りたくさんの人で賑わっていました。
本記事では、実際に行ってみてわかった、
「どのくらい参拝に時間がかかったのか」「どんなものを頂いたか」「何時に行ったらよいか」という疑問について、解説します。
戌の日とは?
日単位でも干支があり、戌(いぬ)の日は、12日に一回巡ってきます。江戸時代の頃から、妊娠5か月目を迎えた最初の戌の日に、神社へ安産祈願のお参りをする「帯祝い」という風習があります。
なぜ戌の日に安産祈願をするかというと、犬は動物の中でも多産でお産が軽いと言われ、安産の象徴とされているという説があります。
▼2024年 戌の日カレンダー
また、東京・日本橋の水天宮(すいてんぐう)は、昔から安産のご利益がある神社として評判です。そのため、わざわざ遠方からでも、水天宮に「戌の日参り」に来る方が多くいます。
土日祝の水天宮は激混み
戌の日は、前述の通り12日に1回です。本来は「5か月目を迎えた最初の戌の日」なので、曜日に関わらず参拝するのがベストです。ただ、やはり土日祝に合わせて参拝する方が多い傾向にあるようです。
水天宮における戌の日・土日祝のルール
水天宮では、混雑緩和のため「平日であるか」「戌の日であるか」によって、祈祷・参拝の方法がやや異なります。
まず、戌の日の祈祷受付は午前8時頃、祈祷開始は8時半頃です。戌の日に関わらず、祈祷の予約はできません。先着順です。
また、戌の日の土日祝は、安産祈願のため社殿に入れるのは妊婦1名だけです。夫や父母であっても同席することはできません。ただし、子どもはこの人数にカウントしません。
水天宮の参拝ルールについて、詳しくは以下をご覧ください。
水天宮へ戌の日参りに行った感想
ここからは、戌の日の土曜日に、水天宮へお参りに行った感想をお伝えします。
境内には特設の受付あり
9:05 頃に東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅に着くと、5番出口から地上へあがりました。
すると水天宮の北側に出るので、建物南西側にある出入り口に向かい、建物の外周を進みます。
建物の階段下には、たくさんのベビーカーが置かれていました。さらに南側に進んだ駐車場の入口側にはエレベーターもありますが、ベビーカーは境内への侵入禁止のようです。
到着した時点では、境内への入場規制は行われていませんでした。
階段を上がると、社殿の前に特設の受付が設けられていました。受付の時点で、入場できるのは妊婦1名だけです。受付用の紙に必要事項を記入し、神札所で祈祷受付をしてもらいます。
安産祈願の初穂料(祈祷料)は、4000円~1万2000円まで幅があります。今回は、1万2000円の「安産祈祷・御子守帯」を選択しました。
なお、当然ですが支払方法は現金のみです。神札所に入ってから現金の持ち合わせがないことに気づいた場合、係の方に伝えれば、同行者が現金を手渡しするくらいは認めていただけるみたいです。ただその場合も、「すぐに戻ってきてください」と言われていました。
受付後、待合室や本殿の様子は撮影不可でした。
受付から30分くらいで祈祷終了
ある程度の人数をまとめて祈祷してくださるので、受付~待合室~祈祷終了までの時間はトータルで30分くらいでした。終わるとともに撤下品(神前からの授与品)を渡していただき、境内に戻ります。
妊婦が祈祷している間、同行者と見られるほとんどの人は境内で待っていました。
後から知ったのですが、実は神札所の3Fと4Fに、家族用の待合室がありました。境内にはほとんど案内板が置かれていないため、あまり知られていないようで空いています。冷房が効いていて近くにお手洗いもあるので、かなり快適に過ごせる空間です。
神札所の3Fには御朱印の頒布所もあり、戌の日限定の御朱印を頒布しているので、興味があれば行ってみてもよいでしょう。
3Fまたは4Fには、2Fの神札所出口から「待合室に行きたい」旨を告げて入るか、一度建物1Fに降りて、階段またはエレベーターで向かうことができます。
助産師から腹帯の巻き方を習う
御子守帯(御祈祷された腹帯)は、飾るだけではなく実際に使用することが推奨されています。
水天宮では、日によって「助産師OBiの会」が巻き方を教える体験会を開いてくださっています。体験会参加はもちろん無料で、妊娠期の困り事についての相談にも答えてくださいます。
私が参加したときは、4Fの待合室の隣室で開催されていました。時間がある方は、ぜひ参加することをお勧めします。
昼食場所に困る
水天宮に到着~腹帯の体験まで行い、10:40ごろに終了しました。この頃には到着した時点より混んでいて、境内への入場制限を行うほど行列ができていました。やはり、なるべく早い時間帯に訪問するのがよいことは間違いないと思います。
また、土日祝の水天宮周辺は、開いている飲食店があまり多くなく、昼食どころに困ります。観光地である「甘酒横丁」周辺の店舗は辛うじて開いていますが、他は休みが多いです。
今回は、色々とさまよった挙句、洋食屋「かねき亭」で生姜焼きランチをいただきました。
過去に「モヤさま」でも紹介されたお店で、生姜焼きランチをオーダーすると、キャベツの山盛が無料でできます。かなり満足感のある量でした。
また、水天宮の近くにあるロイヤルパークホテル内のレストランでは、戌の日参りの方に向け「安産祈願 特別ランチプラン」を提供しています。予約しておけばランチ難民になることもないため、一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:土日祝の水天宮は早めに訪問して
いかがでしたか?「どのくらい参拝に時間がかかったのか」「どんなものを頂いたか」「何時に行ったらよいか」などについて解説しました。
平日に参拝するのがベストと思いますが、戌の日が土日祝に被った場合には参考にしてみてください。
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それでは^^
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