資生堂の化粧水ブランド「肌水(はだすい)」が 2020年にひっそりと製造終了していました。
肌水は、クセがない上に安価な化粧水なので、顔やからだにも気兼ねなく使えると、学生時代から有名でした。
筆者も肌水を愛用していましたが、「店頭で最近見かけないな」と思って調べてみると、製造終了となっていました。ネット通販では高額転売も確認されています。
そこで最近、マツモトキヨシの「MK 深肌水(シンキスイ)」という化粧水を使い始めました。その使い心地をレビューします。
「肌水」の代替品を探している方へ、参考となれば幸いです。
筆者は、湘南美容外科で定期的にレーザー施術も受けるほど、肌トラブルには気を使っています。
「肌水」はなぜ高額転売されている?
まず、資生堂の「肌水」シリーズが高額転売されている理由について解説します。
公式指定の代替品はかなり割高
資生堂の化粧品情報サイト「ワタシプラス」では、肌水の代替品が紹介されています。
Q.肌水シリーズ生産終了に伴い、代替品を教えてください。
A.代替品として以下の商品をおすすめ致します。
出典:資生堂「ワタシプラス」
・メンズ肌水 → ウーノ スキンセラムウォーター(べたつかないのにしっとりうるおう)
・肌水・肌水サプリ → 純白専科 すっぴん美容水Ⅰ(とろりとみずみずしい感触)
・クリーム肌水・肌水サプリ → 純白専科 すっぴん美容水Ⅱ(とろりとまろやかな感触の乳白タイプ)
しかし、もともと内容量400mlで500円くらいの販売価格だった肌水に比べ、これらの代替商品はかなり高額です。
どれも200mlの量で1000円近くの値がします。量が半分になって価格が倍なので、実質的な価格差は4倍にもなります。
「肌水の価格を安く設定し過ぎたから販売終了したのでは?」と疑ってしまうほど、肌水とは価格差があります。
そもそも肌水って?
肌水(はだすい)は、富士山麓の天然水を100%使用していることを特徴とする化粧水。
pHは約6.0の弱酸性です。無香料で無着色・アルコールフリーで、顔だけでなく、髪を含めた全身に使用できることも特徴の1つです。
商品ラインナップとしては、「肌水」「クリーム肌水」「肌水サプリイン14+」「メンズ肌水」の3種類がありました。
筆者はパッケージがピンク色の「クリーム肌水」を愛用していました。
プチプラ化粧品にありがちな「余計なもの」を極力含有しておらず、それでいて格安という魅力を持っていた肌水。
Twitter上でも、肌水の製造終了を惜しむ声がたくさん寄せられていました。
マツキヨ「深肌水」は肌水の代替になるか?
そんなとき、筆者はドラッグストア「マツモトキヨシ」の店頭で「MK 深肌水(シンキスイ)」という商品が販売されているのを発見しました。
一見、肌水の後継商品かと錯覚してしまう外観と名称です。そこでこの「深肌水」を購入し、使用してみたのでレビューします。
マツキヨ「深肌水」の特徴
肌水と深肌水とでよく名前が似ていますが、深肌水はマツキヨのオリジナル(PB)商品です。製造は石けんメーカーである澁谷油脂株式会社(神戸市)です。
そのため、両商品の間には特に関係がないようです。
深肌水は、肌水とほぼ入れ替わる形で登場した商品なので、あえて狙って似た名前をつけたのかもしれませんね。
深肌水の最大の特徴は、「本家」といえる肌水を上回るコスパの良さです。
マツキヨオンラインストアでの価格は、400mlで207円。
マツキヨ店舗であれば、頻繁にクーポンを配布しているので実際にはもっと安く購入できます。
深肌水と肌水の成分を比較
肌水の成分は以下でした。
水、DPG、ローズマリーエキス、クエン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、クエン酸、BG、フェノキシエタノール、パラベン
対して、MK 深肌水の成分は以下です。
水、BG、グリセリン、エタノール、カミツレ花エキス、リンゴ果実エキス、チャ葉エキス、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン
化粧品の成分表示は、一般的に含有量が多い順に書いてあります。
つまりMK 深肌水は、肌水と比べると「BG、グリセリン、エタノール」が多く含まれているということになります。
化粧水では、BG(ブチレングリコール)やグリセリンは保湿、エタノールは清浄や収れん効果を目的に使われます。これらはいずれもアルコールの1種なのですが、エタノールを使用していなれけば一般的に「アルコールフリー」と言われます。
肌水は「アルコールフリー」を訴求していたので、この点で大きく異なりますね。
エタノールを成分に含む化粧水は実際のところ多いのですが、敏感肌・乾燥肌の人など刺激に感じる人もいます。
ちなみに、「全身に使える」「無着色・無香料」という特長は、肌水・深肌水ともに共通している部分です。
MK深肌水を実際に使用した感想
僕はもともと「クリーム肌水」を使用していたので、それに近いコンセプトの商品だと思われた「ミルキー深肌水」を購入しました。
2ヶ月間ほど、実際に使用してみました。使用方法は、普段のスキンケアではなく、外出時の使用です。
上図のように詰め替えできるスプレー容器に入れ、日中に潤いがほしいときに使用しました。
サラサラとしたテクスチャー
ミルキー深肌水を手に出してみた様子が、下図です。
「ミルキー」という言葉のイメージから思っていたよりも色素や粘度は薄く、透明に近い色でサラサラとしたテクスチャーでした。
肌に付けた感じもさっぱりとしています。
肌トラブルが起きた
肌に付けると、少し刺激を感じます。筆者はかなりの敏感肌で乾燥肌なので、アルコール成分があまり良くないのかもしれません。
実際に使い続けた後、両頬に炎症ができてしまいました。
この商品が直接の原因かわかりませんが、もしかしたら敏感肌の人にはあまりお勧めできないかもしれません。
まとめ:深肌水は良コスパだが敏感肌の人は気をつけて
いかがでしたか?今回は「資生堂「肌水」が製造中止。マツキヨの「深肌水」は代替品になるか検証してみた」をお伝えしました。
僕の場合はあまり良くない結果となってしまいましたが、良コスパの商品であることは間違いありません。
2ヶ月間使用した程度で、「この商品が肌トラブルの直接の原因」といえるほどの検証は行えていないので、肌の状態が落ち着いた時点で、改めて試した結果をお伝えできたらと思います。
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それでは^^
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