英会話スクールNOVA(ノヴァ)に通おうかどうか、悩んでいますね?
そんなあなたに、NOVAのメリットとデメリットをお伝えします。
筆者であるFPさいとうは、現在までNOVAに3年間通っています。英会話スクールをNOVAに決める前には、AEON(イーオン)やECC外語学院、Gaba(ガバ)での体験入学も経験しました。
そのため、それらのスクールとの比較も交えて、「NOVAのレベルは実際どうなのか?」「コスパは良いのか?」という点などを解説します。
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NOVAのメリットとデメリット
NOVAのメリット
ここでは、NOVAに実際通ってみてわかったメリットを3点紹介します。
月謝制で料金が安い
NOVAの料金は、全国展開の対面型英会話スクールとしては、業界最安のレベルといえます。
たしかにオンライン英会話スクールなら、1レッスン500円なんてところもあります。ただ、対面型の英会話スクールはどうしても料金が高くなってしまいます。
オンライン英会話を利用していた時期もありましたが、ネットワークやマイクの品質によって聞きづらいときが頻繁にあるので、現在は利用していません。
NOVAの料金体系は月謝制がメインで、最も安いプランでは、1月あたり4回通えて税込11,000円。
NOVAの料金は1レッスンあたり2,750円で業界最安レベルです。
下表は、「NOVA」「AEON」「ECC外語学院」の利用料金を比較した結果です。すべてグループレッスンで比較しています。
スクール | 費用 | レッスン人数 | レッスン時間 | 1レッスン換算の費用 |
---|---|---|---|---|
NOVA | 月11,000円 4レッスン、教材費別途 (10円でコピー受講も可能) |
最大5名 | 40分 | 2,750円 |
AEON | 約20万円 週1回×12ヶ月 ※入学料・教材費含む |
8人前後 | 50分 | 約4,000円 |
ECC外語学院 | 1レッスン2,444~3,260円、 入学料22,000円 教材費別途 |
最大4名 | 40分 | 約3,840円 ※50回受講、教材費2万円として計算 |
(2022年4月時点、当サイト調べ)
上の表を見ると、レッスン1回あたり2,750円というのは格安です。
僕は上記スクールですべて体験レッスンを受講しましたが、総合的に見て、NOVAが最も低価格だと思ったし、月謝制なので支払いやすかったです。
入学料や受講料の合計が20万円を超える場合は、厚労省の「一般教育訓練給付制度」を使える場合があります。
その場合、20%の還付が得られるので、上記よりも安く受講できます。
当日でも予約が取れる
NOVAのレッスン形態は「予約制」と「固定制」がありますが、筆者のオススメは「予約制」。
予約は、ウェブからならレッスン開講の10分前まで可能です(規定人数を超えなければ)。
AEONなどでは固定の曜日・時間で受講するので、「急に予定が空いてしまった」とか、逆に「急な残業で行けなくなった」ということが起きてしまいがち。
直前に予約できればこういった問題がなくなり、無駄にレッスン代を消費しないで済みます。
また、良い意味で受講者が少なく、「グループレッスン」を選択しても「マンツーマンレッスン」になることがたまにあります(笑)。
このときはグループレッスンの値段で講師を独占できるので、コスパが良いと思います。
校舎数が多い
NOVAのスクール数は、全国295校(※2022年1月末時点)。
NOVAの会員なら、どのスクールでもレッスンを受講することができます。僕はいつも都内3つのスクールで、都合の良い時間のレッスンを受けています。
特に都内では、主要駅には大抵スクールがあります。
「駅前留学」というくらいなので、ほとんどが駅から徒歩5〜10分以内の好立地です。
ビジネスパーソンにとっては、外出先から直帰するときや、出張のとき、休日に自宅に近いスクールで受講するなど、柔軟に通えて便利だと思います。
NOVAのデメリット
次に、NOVAに実際通ってみてあまり良くないと思った点を3点紹介します。
講師は外国人のみだが、質はそれなり。
例えばAEONの場合は、10倍以上の倍率から現地採用した外国人講師を揃えています。
ECC外語学院の場合は、60~80時間のティーチング研修を受けた外国人講師を揃えています。
さらに、どちらも日本人のバイリンガル講師がいます。
NOVAの場合は、講師はすべて英語ネイティブの外国人講師です。
それはネイティブ英語を堪能できるというメリットでもあるのですが、中には「日本に来て3週間」という講師も実際にレッスンを担当していました。
そんな短期間では、AEONやECCと同様な研修を受けているとは思えません。
また、教え方も講師によってバラつきがあり、しっかりとしたマニュアルがない可能性が高いです。
日本人講師を選べないことで、「どう質問していいかわからない」という人にとってはハードルが高いと感じられるかもしれません。
土日や、平日の昼間は、開講レッスンが少ない。
NOVAでは、土日や平日の昼間は、開講しているレッスン数が少ない傾向にあります。
都会のスクールでは、ビジネスパーソンをメインの対象にしていると思うので仕方ないのないことではありますが、次のレッスンまでの間隔が3〜4時間も空いているという場合もあります。
そのため、週末にレッスンを受けるつもりでいても、油断して予約せずにいると、当日には予約が埋まってしまっていることもあります。
特に、平日が休みの人などは、選べるレッスンが少なくなってしまう場合もあります。
カウンセラーは基本的に各校1人で、相談しづらい
NOVAはイーオンなどと比べると小規模なスクールが多く、ほとんどのスクールで、カウンセラーは常時1人だけです。
その場合、予約の受付やテキストのコピーなども1人で担っているので、基本的にカウンセラーは動いています。
そのため、事前に時間を作ってもらわないと、レッスン内の分かりづらかったところや、プランの相談などがしづらいです。
この辺はイーオンなどと比べると、少しケアが薄いなと思います。
スコアテストによって受けられるレッスンが決まる
NOVAには独自のレベル設定があり、入会時にレベルを診断されます。これによって自分にあったレベルのレッスンを受講します。
レベルは得られたスコアに応じて、5~9の5段階で付けられます。
僕は、入学時はNOVAレベル5でしたが、現在では7です。
レベルは、2レッスンポイントを消費して受験する「NOVAスコアテスト」によって上がっていきます。
NOVAスコア「5.5〜7」だと、NOVAレベル7に相当します。
筆者の印象では、NOVAテストで判定されるレベルよりも、レッスンの内容は難しいと思います。
つまり、テストで「レベル7」と判定される語彙力で、「レベル7」のレッスンに付いていくのはかなり苦労します。
ただ、自分のレベルより下のレッスンを受講することも可能なので、「ちょっとレベルが高いな」と感じたら下のレベルのレッスンをしばらく受講してみるのもオススメです。自身のレベルより低いレベルのレッスンなら、1レベルごとに10%割安で受けることができます。
よくある質問
オンライン受講はできる?
新型コロナウイルス対策の一環もあり、本格的にオンライン対応が始まっています。
筆者も実際に何度か試してみましたが、
- グループレッスン会員でも、2ポイント消費する
- 講師も慣れてなく、音声が途切れてしまうこともしばしばある
- テキストを購入していないと、事前にメール等で送ってもらう必要がある
以上のような課題があり、対面グループレッスンと比べてデメリットが多い印象です。
正直、あまりオススメしません。
テキストは買わなくてもいい?
テキストは1シーズンあたり2,000円くらいです。
筆者の印象として、半分くらいの受講者はテキストなしで受けています。
教室に行けばテキストは無料で貸してくれるし、10円でコピーすることもできます。
テキストはシーズン(3ヶ月)ごとに切り替わるので、毎回買っていたら費用もかさみます。
まず要らないと思います。
ただ、テキストを使用して家で予習をしたい、復習をしたいという方は、購入するのも良いでしょう。
レッスン以外に入会するメリットはある?
会員価格で利用できる「リスニングサプリ」や動画があります。
無料公開されている期間中に試してみましたが、気休め程度の内容で、あまり参考にはなりませんでした。
また、レッスンポイントを消費してできるものに、「ライティングコース」があります。
もし「ポイントが余って使いきれない!」という人がいたら、カウンセラーに相談してみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回は「【英会話スクール】NOVAのレベルは低い?3年通ってみた効果と評判|料金は安い」をお伝えしました。
月1.1万円から通うことができ、大手英会話スクールの中では、NOVAは最安レベルだと思います。
また、テキストも購入が必要なかったり、月謝制だったりと、手軽に始められる要素が多いです。
まずは無料お試しを受けてみるのはいかがでしょうか。
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それでは^^
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