英会話スクールNOVA(ノヴァ)に通おうかどうか、悩んでいますね?
そんなあなたに、NOVAのメリットとデメリットをお伝えします。
筆者は現在、NOVAに3年間通っているのですが、通い始める前に、AEONやECC外語学院などでの体験入学も経験しています。
そのため、それらのスクールとの比較も交えて、お伝えします。
NOVAのメリットとデメリット
NOVAのメリット
とにかく安い!
全国展開の対面型英会話スクールとしては、業界最安のレベル。
例えばオンライン英会話であれば、1レッスン500円なんてところもありますが、対面の英会話スクールはまだまだ高いもの。
NOVAの料金体系は月謝制がメインで、最も安いプランでは、1月あたり4回通えて10,000円。
つまり1レッスンあたり2,500円と激安です。
以下、「AEON」「ECC外語学院」との比較結果です。
いずれもグループレッスンで比較しています。
スクール | 費用 | レッスン人数 | レッスン時間 | 1レッスン換算の費用 |
---|---|---|---|---|
NOVA | 月10,000円・ | 最大 | 40分 | 2,500円 |
AEON | 約20万円・ | 8人 | 50分 | 約4,000円 |
ECC | 1レッスン2,444~3,260円、 | 最大 4名 | 40分 | 約3,840円 ※50回受講、教材費2万円として計算 |
上の表を見ると、レッスン1回あたり2,500円というのは格安です。
これらは全て体験レッスンを受講しましたが、総合的に見て、NOVAが一番安かったですし、月謝制なので支払いやすかったです。
入学料や受講料の合計が20万円を超える場合は、厚労省の「一般教育訓練給付制度」を使える場合があります。
その場合、20%の還付が得られるので、上記よりも安く受講できます。
当日でも予約が取れる

NOVAのレッスン形態は「予約制」と「固定制」がありますが、筆者のオススメは「予約制」。
予約は、ウェブからならレッスン開講の10分前まで可能です(規定人数を超えなければ)。
AEONなどでは固定の曜日・時間で受講するので、「急に予定が空いた」とか、逆に「急な残業で行けなくなった」ということが起きてしまいがち。
直前に予約できればこういった問題がなくなり、無駄にレッスン代を消費しないで済みます。
また、いい意味で受講者が少なく、「グループレッスン」を選択しても「マンツーマンレッスン」になることがたまにあります。
このときは講師を独占できるので、コスパが良いと思います。
校舎数が多い
NOVAのスクール数は、全国295校(2020年4月末時点)。
レッスンはどこのスクールでも受講することが可能です。
特に都内では、主要駅には大抵あります。
「駅前留学」というくらいなので、ほとんどが駅から徒歩10分以内の好立地です。

ビジネスパーソンにとっては、出先から直帰するときや、休日に自宅に近い方の校舎で受講するなど、柔軟に通えて便利だと思います。
NOVAのデメリット
講師は外国人のみで、質はそれなり。

例えばAEONの場合は、10倍以上の倍率から現地採用した外国人講師を揃えています。
ECC外語学院の場合は、60~80時間のティーチング研修を受けた外国人講師を揃えています。
さらに、どちらも日本人のバイリンガル講師がいます。
NOVAの場合は、すべて外国人講師。
それはネイティブ英語を堪能できるというメリットでもあるのですが、中には「日本に来て3週間」という講師も実際にいました。
AEONやECCほどの研修を受けているとは思えません。
また、教え方も講師によってバラつきがあり、しっかりとしたマニュアルがない可能性が高いです。
日本人講師を選べないことで、受講者側に質問スキルもある程度求められることも、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
土日や、平日の昼間は、開講レッスンが少ない。
土日や平日の昼間は、開講しているレッスン数が少ないです。
都内のスクールでは、ビジネスパーソンをメインの対象にしていると思うので仕方ないですが。
そのため、開講レッスンがあっても、早めに予約しないと埋まってしまうことも多いです。
平日日中に仕事をする生活リズムでない方は、気をつけたほうが良いでしょう。
カウンセラーは基本的に各校1人で、相談しづらい
NOVAでは小規模な店舗が多いので、ほとんどのスクールで、カウンセラーは1人だけです。
その場合、予約受付やテキストのコピーなども1人で担っているので、基本的にカウンセラーは動いています。
そのため、事前に時間を作ってもらわないと、レッスン内の分かりづらかったところや、プランの相談などがしづらいです。
この辺はAEONなどと比べると、少しケアが薄いなと思います。
NOVAレベルについて
NOVAには独自のレベル設定があり、入会時にレベルを診断されます。
これによって自分にあったレベルのレッスンを受講します。
レベルは得られたスコアに応じて、5~9の5段階で付けられます。
初めはNOVAレベル5でしたが、現在では7です。
レベルは、2レッスンポイントを消費して実施する「NOVAスコアテスト」によって上がっていきます。

スコア「5.5〜7」は、NOVAレベル7に相当します
筆者の印象だと、NOVAテストで判定されるレベルよりも、テキストの内容は難しいと思います。
つまり、テストで「レベル7」と判定される語彙力で、「レベル7」の授業に付いていくのはかなり苦労します。
ただ、自分のレベルより下のレッスンを受講することも可能なので、「ちょっとレベルが高いな」と感じたら下のレベルを受講してみるのもオススメです。
よくある質問
オンライン受講はできる?

新型コロナウイルス対策の一環もあり、本格的にオンライン対応が始まっています。
筆者も実際に何度か試してみましたが、
- グループレッスン会員でも、2ポイント消費する
- 講師も慣れてなく、音声が途切れてしまうこともしばしばある
- テキストを購入していないと、事前にメール等で送ってもらう必要がある
以上のような課題があり、対面グループレッスンと比べてデメリットが多い印象です。
正直、あまりオススメしません。
テキストは買わなくてもいい?
テキストは1シーズンあたり2,000円くらいです。
筆者の印象として、半分くらいの受講者はテキストなしで受けています。
教室に行けばテキストは無料で貸してくれるし、10円でコピーすることもできます。
シーズン(3ヶ月)ごとに切り替わるから、毎回買っていたら費用も嵩みます。
まず要らないと思います。
ただ、テキストを使用して家で復習をしたいという方は、購入するのも良いでしょう。
レッスン以外に入会するメリットはある?

会員価格で利用できる「リスニングサプリ」や動画があります。
無料公開されている期間中に試してみましたが、箸休め程度の内容で、あまり参考にはなりませんでした。
また、レッスンポイントを消費してできるものに、「ライティングコース」があります。
もし「ポイントが余って使いきれない!」という人がいたら、カウンセラーに相談してみてください。
まとめ
月1万円から通うことができ、大手英会話スクールの中では、NOVAは最安レベルです。
また、テキストも購入が必要なかったり、月謝制だったりと、手軽に始められる要素が多いです。
まずは無料お試しを受けてみるのはいかがでしょうか。
それでは^^
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