【損しないための知識】FPが語る、老後の資産形成に関する本を4冊レビュー

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老後の資産形成や、保険の知識に関する本を4冊、一気読みしました。

保険や住宅ローンって、正直よくわからないまま加入していませんか?

少し古い本になりますが、FPである筆者が「参考になった点」「おすすめできる点」、さらに「ダメだった点」を嘘偽りなく、紹介します。

世間では、『リベ大』と名のつく本が売れているみたいですね。

筆者
筆者

「リベ大では、保険加入をおすすめしていないみたいです。」

筆者も元々、「無闇に保険を加入するのは損である」と考えていますが、今回のレビューで得られた考えはそれだけではありません。

このブログでは、「本当に役立つ知識」を紹介したいと思います。

銀行・保険会社では教えてくれない 一生役立つお金の知識

書籍DATA
  • 発行日:2017/10/16 初版
  • 発行所:日経BP社
  • 著者:塚原哲

本書で述べられていること

企業の労働組合向けの研修で人気がある、生活経済研究所 長野 所長の塚原哲氏による著書。

僕も以前、同氏の研修を受けたことがある。

標題の「教えてくれない」はダテじゃなく、本当に読んだことのないテクニックが書かれてあってビビる

ただ、初見の内容ばかりなので実践する場合は必ず裏取りをしてから試されたい。

研修を呼んだ場合の講師料を調べると、2時間で40~50万円程度という。

その内容を、1540円(税込)の書籍で凝縮して知れるなら安いとすらと思える。

「借金はするな。もししても、早く返す」という当たり前のことを説いていて、自身でも実践されている。

すべて根拠を数字で示してくれるので、腑に落ちやすい。

以下、この本で初めて知った節約テクニックを、以下に一部紹介する。

  • 医療費控除は課税対象所得が多いほうが負担したとして申告すると有利。(扶養のないほう、住宅ローン減税のないほう)
  • 投資信託の騰落率がプラスでも、負けている銘柄はある。(例えば、▲40%→+50%の場合は100万円→60万円→90万円となっている)
  • 先進医療特約は、国が認めた医療機関で受診した場合のみに給付がある。先進医療の保障を利用するには、必ず認定病院を受診すること。
  • 住宅ローンは額を少なく、返済期間はなるべく短く。3000万円を返す場合、金利1.31%で25年なら利息総額が520万円、35年なら742万円。フラット35なら、1年単位で返済期間を選べる。
  • 銀行を外し、親が子世代に直接融資する「親族内ローン」がオススメ。金利を0.66%とすれば、利息は30年で約205万円で済む。

プロが”身内だけ”にこっそり教える 最強の保険選び

書籍DATA
  • 発行日:2018年9月 初版
  • 発行所:新星出版社
  • 著者:都倉健太

本書で述べられていること

著者は、保険代理店の東京プロビジョン 代表取締役。ファイナンシャル・プランナー。

勝手な偏見だけれど、それほど実務経験はなさそうな印象。

それでいて、本質を捉えた指摘が多くて「はっ」とさせられる部分も多かった

ただ、「身内だけ」という触れ込みはあまり関係がなかった。

本書で特徴的だった記述は以下。

  • 必要保障額を正しく見積もることで、ムダな保険料支払いをなくすことができる。
    必要保障額=将来の支出ー(今ある資産+将来の収入)
  • 医療保険は、180日ルールに注意。異なる病気で入院しても「初めの入院日から180日以内」は1つの入院とみなされる保険が増えてきている。
  • 「貯蓄は三角形、保険は四角形」と言われるが、逆三角形の保険もある。収入保障保険と、逓減定期保険。保険料は一定で、掛け捨て。解約返戻金はないか、ごくわずか。
  • 低解約返戻金型の保険を選べば、保険料払込期間中に解約すると解約返戻金が少なくなる代わりに、保険料は割安にできる。

貯金1000万円以下でも老後は暮らせる!

書籍DATA
  • 発行日:2017年6月24日 初版
  • 発行所:すばる舎
  • 著者:畠中雅子 協力:村井英一

本書で述べられていること

著者の畠中氏は、セミナー講師をメインとするファイナンシャル・プランナー(CFP)。

著者自身が山ほど保険に入っていたり、所々に(笑)とか小さい文字とかを使ったり、あまり学術的ではないように見えるのが気にかかる

内容も、ごく基本的なことばかりで使えるテクニックはわずかだった。

「クレジットカードよりも現金を使え」とか、正統派の節約テクニックというより精神論的な話が多い。

いわば「タイトルで釣っている本」。それ以上でも以下でもなく、オススメはしない。

この本を盲信して楽観的に考えていたら、たぶん老後は暮らせなくなる。

印象的な記述は、強いて挙げるなら以下。

  • 老後資金が1000万円以下でも暮らせる方法は、年間の赤字額を30万円以下に抑える。
    →赤字額は人によっても年齢によっても違うので、アドバイスになっていない。
  • 定年退職後の失業給付には、3ヶ月の待機期間はない(会社都合扱いになる)。ただし、求職活動をすることは必要。
  • 戸建て住宅は買い切りでなく、リフォーム費が定期的にかかる。大きな出費は外壁塗装(10~15年)やキッチン、風呂(15~20年)。

あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる

書籍DATA
  • 発行日:2019.6.20 初版
  • 発行所:マガジンハウス
  • 著者:堀江貴文

本書で述べられていること

タイトル通りの内容。貯金をする奴はバカで、貯金するくらいなら「体験」に金を使えという話。

だが、肝心の「なぜそうすると良いのか」については一言も書かれてない。

そうしたほうが良いに決まってるでしょ?という、彼の著書にありがちな主張。

目的もなく貯めすぎても仕方がない、というのは頷ける部分も確かにあるが、「全部使ってよい」というのは彼の影響力を考えると、それを信じて実行してしまう人も多いと思われる。

全部使え、というのは言い過ぎではないだろうか。

個人的には、あまり身にならない本であった。

もしかしたら、ホリエモンはそのうち『キリギリスとアリ』という絵本を刊行するかもしれない。

まとめ|同種の本をたくさん読むことがオススメ!

いかがでしたか?

今回は「【損しない基礎知識】FPが教える 老後の資産形成に関する本を4冊レビュー」をお伝えしました。

資産形成は、本によって毒にも薬にもなります。決して1つの本に左右されずに、いろんな良書を読むことが重要だと思います

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それでは^^

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この記事を書いた人
TAKAHIRO SAITO

筆者のプロフィール
広告関係の仕事をしながら、趣味や買い物の記事を中心に執筆中。ファイナンシャル・プランニング 技能検定 2級保有。
キャッシュレス、クレジットカードなどの金融関係の記事も得意。
クレジットカードはセゾンカード、ビックカメラSuicaカードを愛用中。QR決済は、PayPayを使用しています。
趣味はハンドドリップコーヒー、晩酌、映画鑑賞、貯金。

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