東京都では、新型コロナウイルスの「PCR等検査無料化事業」が開始されています。
東京都の場合、2022年1月21日から無料検査の対象者が拡大し、検査を受けやすくなりました。今回は、この無料のコロナ検査を筆者が実際に受けてみました。
どんな手順で申し込むのかしら?
検査はすぐに受けられるのかな?
こんな気になる疑問についてレポートします。今回、無料のコロナ抗原検査を受けた検査機関は、ウエルシア三鷹店です。
当日朝に在庫状況を電話で問い合わせ
東京都の場合、2022年1月21日からPCR等検査無料化事業の対象者が拡大し、検査を受けやすくなりました。
(ワクチン接種歴のある方でも、陰性の検査結果が必要な無症状者の場合、対象となるようになりました。)
ただ、新型コロナ感染者数の急増を受け、無料のコロナ検査機関では、各所で行列ができているとの報道が出ています。そこで、実際に来店する前に「ウエルシア三鷹店」に電話で問い合わせてみました。
電話を掛けたのは、平日の午前9時(開店直後)です。
電話での受け答え内容
当日朝に電話で受け答えした内容は、以下のような感じです。
無料のPCR検査を受けたいんですが…
以下の対象者に該当しますか?
・東京都の在住者であること
・濃厚接触者に該当しないこと
・発熱などの風邪症状がないこと
東京都在住で、濃厚接触者に該当せず、発熱などの症状はありません
上記のように回答したところ、PCR等検査無料化事業の対象になるとのことでした。
電話した時点で残りは2枠
事前に検査の予約はできず、来店した順番に整理券を渡しているとのこと。そして、その時点で当日の残り枠が2名でした。
検査を受けられる可能性はかなり低いとは思いましたが、ひとまず僕はすぐにお店に向かいました。
ウエルシアに来店して整理券を受け取る
今回行ったウエルシア三鷹店は、初めて行くお店だったこともあり、到着するのに時間がかかってしまいました。
ウエルシア三鷹店(調剤薬局)の場所は以下です。
お店に着いたのは、電話してから約30分後です。もうダメかと思いましたが、到着時点で最後の1枠が残っていました!
入店してすぐ「検査を受けます」と回答しましたが、ここで想定外の事態が。
僕はPCR検査を受けるつもりで行ったのですが、他に抗原検査(抗原定性検査)も無料で受けられるとのことで、しかも抗原検査のほうが早く結果が出るそう。
PCR検査の場合、検査数が殺到していて結果が出るのに3~4日程度かかるとの回答でした。
僕は早期に陰性の結果を受け取る必要があったので、抗原検査を受けることを選択しました。
そして、氏名と電話番号をお店に伝え、整理券をもらいました。それと同時に、説明資料や申込書を受け取ります。
整理券で指定された時刻は15:00だったので、一度帰宅してから再来店することにしました。
指定の時刻に再来店
指定された時刻まで、自宅で申込書を記載したり説明資料を読み込んだりしていました。そして昼食なども済ませた後、再び店舗に向かいました。
店舗で整理券を見せると、店奥にあるパーテーションで隔てられたブースに案内されました。
そして検査キットを渡されて、その場で自分で検査をするように言われました。
検査の手順は、受け取った以下の資料をご覧ください。
また、説明動画を観ていただくのが手順を理解しやすいと思うので、以下にリンクを載せておきます。
抗原検査キットは、以下のような1つのビニール袋に入れられています。鼻から検体を採取して検査器(テストデバイス)に滴下した後、その場で約15分待ちました。
15分後、テストデバイスの「C」の位置に、赤い線がキレイに現れました。これは「陰性」の結果でした。
「陰性が出ました」と調剤師に声をかけると、「良かったですね」と言われ、陰性の検査結果通知書を手渡していただきました。
検査はこれで終了です。検査キットを返却して、退店しました。
PCR等検査無料化事業の対象者
東京都が実施する「PCR等検査無料化事業」の対象は、以下のとおりです。
無料検査の対象となる方
(1)ワクチン・検査パッケージ制度又は対象者全員検査及び飲食、イベント、旅行・帰省等の活動に際して、陰性の検査結果を確認する必要がある無症状の方
出典:PCR等検査無料化事業
(2)発熱などの症状のない 無症状の都民の方で、下記に該当する方
・感染している可能性に不安を抱える方
・あらかじめ感染不安を解消しておきたい事情がある方
たとえば、以下のような方が想定されます。
・感染者の周辺で保健所により濃厚接触者とされなかった方のうち、感染不安を抱える方
・高齢者施設を訪問する予定がある方など、あらかじめ感染不安を解消しておきたい事情がある方
・感染拡大傾向時においても対人接触の機会が多い環境にある方
「感染している可能性に不安を抱える方」という幅広な文言があるので、基本的には都民なら大半の方が対象となります。
実施期間は、(1)の場合は2022年8月31日(水)まで。(2)の場合は当面の間までとされています。
これらの期間は、今後延長または早期終了となる可能性もあるので、詳細は東京都の公式サイトをご覧ください。
よくある質問
最後に、PCR等検査無料化事業について、筆者が利用する前に抱いていた疑問を紹介します。以下の回答は、東京都の公式サイトやウエルシアのHPを閲覧して得られた情報を基に作成しています(当サイト調べ)。
Q:都民とはなんですか?
A:「都民」は原則として住民票の住所が東京都である人とされています。ただし、本人確認書類として「公共料金の領収書」とも記載されているので都内に「居住しているが住民票を移していない」という人でも、基本的には大丈夫と思います。
Q:家族が感染していたので自分も検査しておきたい。
A:自身が濃厚接触者にあたる場合は、「PCR等検査無料化事業」の対象となりません。ただし、医療機関でPCR等の検査をすれば検査費用はかかりません(保険適用となります)。ただし、初診料等の自己負担分はかかる場合があります。
Q:「PCR等検査無料化事業」の検査キットで陽性が出たらどうなりますか?
A:この検査キットで陽性が出ても確定診断とはならないため、イコール患者ということにはなりません。
ただし、検査キットで陽性が出た場合には、保健所等が行うPCR検査を受検することに同意しなければなりません。
・検査結果を新型コロナウィルス感染症の患者であるかについての診断に⽤いることはできないこと。
出典:https://tokyo-kensasuishin.jp/
まとめ
いかがでしたか?今回は「ウエルシア薬局で無料のコロナ抗原検査を受けてみた|PCR等検査無料化事業」をお伝えしました。
検査希望者が殺到していてなかなか受けられない状況が続いています。でも、根気強く電話や申込みをしてみたら、僕のように受けられる機関が見つかるかもしれません。
検査を受けやすい機関の情報などがありましたら、コメント欄で教えてください。
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それでは^^
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