TOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)で、宮崎駿監督映画「君たちはどう生きるか」を鑑賞してきました。
セゾンゴールドPremiumを利用することで、映画料金1000円(+DolbyAtomos料金 200円)で鑑賞できました。
この記事では、映画「君たちはどう生きるか」の感想を少しネタバレありで語るのと、映画がいつでも1000円で観られるセゾンゴールドPremiumについて解説します。

FPさいとうです。日々お得情報を発信しています。
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君たちはどう生きるか 感想【少しだけネタバレ】

ストーリーやキャラクターについて詳しくは言及しませんが、映画「君たちはどう生きるか」の感想を、少しだけ本編に触れながら語ります。
現時点で映画の内容については公式から何もアナウンスがないので、何を言ってもネタバレになってしまいます。映画の内容を全く知りたくない!という人は、これ以降は読まないようにお気を付けください。
感想
まず、事前情報を出さない戦略は、この作品に限っては向いていなかったのではないかと思いました。
というのも、主要キャラが自傷する描写があったり、大量の動物がグロテスクに蠢いたり、命を奪われかねないダークな世界観だったりと、小さい子どもにとっては刺激的なシーンが結構あるからです。
主人公の眞人(まひと)は、素直で純朴な少年に見えました。ただ、映画前半でこの少年の性格や思考を掘り下げる時間は十分あったはずなのに、謎の“アオサギ”の描写や家の老人たちの描写に費やしてしまい、大事な「この少年が何を考えているか」が全く見えてきませんでした。
イマイチ目的がはっきりしないまま作品内の場面だけはコロコロ変わっていくので、途中から付いていけないと感じてしまいました。
最後はハッピーエンドに見えるものの、「あの世界はいったい何なのか?」「あの家系はどんな宿命を背負っていたのか?」「“人間になる”とはどういうことか?」など、色々な説明が端折られていた印象です。
ただ、「ハウルの動く城」のような世界観、「千と千尋の物語」を思わせるようなクリーチャーデザイン、「もののけ姫」を思わせるようなマスコットキャラなど、過去の宮崎駿作品を彷彿とさせる要素は数多くあり、集大成として楽しめました。
また、本作は作画が特に神がかっていました。
キャラクターが後ろ向きで歩くシーンとか、少し上から俯瞰したシーンとかでも不自然さがなく、バシッと決めてくれます。宮崎駿は作画には参加していなかったようですが、キャラ造形もジブリらしい感じを残しながら現代らしくアップデートされていてとても良かったです。
スタッフロールで確認できた限り、作画監督に本田雄、原画陣に井上俊之、井上鋭、田中敦子、亀田祥倫、米林宏昌など、ベテランが集い、かつ少数精鋭でした。とくに、憶測ですが亀田祥倫さんは炎が絡むシーンにはほとんど携わっていて、「らしさ」を活かしていてかなり見どころがありました。
TOHOシネマズ日本橋で鑑賞
今回鑑賞したのはTOHOシネマズ日本橋です。朝一番の上映回でしたが、公開から間もないこともあり、残席残りわずかでした。

人気作の上映が重なると、大混雑する飲食売り場も、朝一番の回では落ち着いていました。
困ったのは、本作のグッズやパンフレットが何も売られていないことです。徹底してストーリーやキャラクターが伏せられているため、現在のところ何のグッズも制作されていません。
TOHOシネマズも困り果てたのか、過去のジブリ作品グッズが並べられていました(笑)


TCXスクリーン×DOLBY ATMOS音響
TOHOシネマズ日本橋では、SCREEN 7とSCREEN 8が「TCX」というスクリーン規格に対応しています。TCXはTOHOシネマズのスクリーンに対する独自規格で、同規模座席数のスクリーンに対して120%拡大したサイズ。また、また、壁面、天井、シートなどのインテリアをダーク系に統一することで上映中の暗室効果を高めているのが特長です。
「君たちはどう生きるか」は、冒頭のシーンで暗い画面が続くので、没入感のあるスクリーンで鑑賞することをお勧めします。

また、TOHOシネマズ日本橋のSCREEN 8では、音響規格「DOLBY ATMOS」にも対応しています。こちらは「木の葉が落ちる音も表現できる」というPR動画が印象的です。
そして、「君たちはどう生きるか」はDOLBY ATMOS対応作品なので、久石譲作曲のBGMを存分に楽しみたい人は、TCX × DOLBY ATMOSに対応しているスクリーンをチェックしてみてください。
(DOLBY ATMOS対応作品の場合、追加料金が200円かかります)
▼TCX/DOLBY ATMOS導入劇場の一覧はこちら
TOHOシネマズ日本橋 料金・サービス表
TOHOシネマズ日本橋の通常料金は下表の通りです。2023年6月1日から料金改定があり、一般やシニアの料金が100円高くなりました。
区分 | 料金 |
---|---|
一般 | ¥2,000 |
シニア(60歳~) | ¥1,300 |
大学生 | ¥1,500 |
高校生 | ¥1,000 |
中/小学生 | ¥1,000 |
幼児(3才~) ※作品によっては2才より幼児料金あり | ¥1,000 |
プレミアボックスシート | ご鑑賞料金+¥1,000 |
DOLBY ATMOS 鑑賞料金 | 一律料金+¥200 |
セゾンゴールドPremiumの概要

通常料金だと2,000円ほどかかる映画料金ですが、今回なぜ1,000円で鑑賞できたかというと、「セゾンゴールドPremium」を利用したからです。DOLBY ATMOS 鑑賞料金や3D鑑賞料金などの追加料金を除き、いつでも映画料金が1,000円になります。
セゾンゴールドPremium(SAISON GOLD Premium)は、2022年7月に誕生した新しいクレジットカードです。株式会社クレディセゾンが発行しており、国際ブランドはVISA、JCB、AMEXから選べます。
年会費が通常11,000円かかりますが、年間100万円を利用することで、翌年以降の年会費が永年無料となります。
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セゾンゴールドPremium 3つのメリット
セゾンゴールドPremiumには多数のメリットがありますが、他の年会費が無料にできるクレカと比較し、筆者が特にメリットと感じている点は以下の3つです。
映画料金がいつでも1,000円

いろいろ選べるゴールドならではの優待サービス「選べるゴールド優待」。
大手主要映画館(TOHOシネマズ/ユナイテッド・シネマ/松竹マルチプレックスシアターズ/ムービックス/シネマサンシャイン)で映画料金がいつでも1,000円で鑑賞できます。この「映画料金1,000円」特典は、毎月最大3枚まで購入できます。
首都圏にある主要な映画館はすべて押さえているのが良いですね。ただし、通常料金が1,000円になるのであり、IMAXやDOLBY ATMOSなどの特別興行の場合は追加料金がかかります。
ベネフィット・ステーションの特典も使える
映画料金1,000円だけでなく、ベネフィット・ステーションと同等のサービスが受けられるのも大きなメリットです。ベネフィット・ステーションとは、株式会社ベネフィット・ワンが提供する法人向け福利厚生サービス。
約16,000の宿泊施設のほか、「レジャーエンタメ」「グルメ」「ショッピング」など、様々なカテゴリを網羅する24,000以上のサービスで優待が受けられます。ちなみに、個人向けのベネフィット・ステーションは、2022年2月をもって新規受付を終了してしまいました。
たとえば、東京ジョイポリスの場合は共通パスポート引換券が5,000円⇒3,400円で購入できます。

レゴランド・ジャパンの場合は、1DAYパスポートがおとな7,900円⇒6,500円(スーパーピーク時)で購入できます(2023年7月現在)。

この他にも、多数の施設で割引サービスが受けられます。
▼ベネフィット・ステーションについて詳しくはこちら
コンビニ・カフェで最大5%還元
対象のコンビニ・カフェチェーンでセゾンゴールドPremiumを利用すれば、年間利用額に応じて2.5%~5%のポイント還元が受けられます(通常付与分を含む)。
コンビニ・カフェの還元といえば三井住友カードゴールド(NL)の7%還元が強力ですよね。一方で、セゾンゴールドPremiumにおけるポイントアップ対象店舗は以下の6種で、それほど多くありません。

ただ、三井住友カードゴールド(NL)ではポイントアップ対象とならない「スターバックスコーヒー / カフェ・ド・クリエ / 珈琲館 / カフェ・ベローチェ」といったカフェでもセゾンゴールドPremiumなら優待が受けられます。
また、ポイントアップ対象店舗の利用時、タッチ決済だけでなくクレカ差し込みやQUICPayでの支払いもOKな点が、地味に便利です。基本的にタッチ決済の上限は1回あたり1万円と決まっているため、チケットの受け取り時などコンビニで1万円を超える支払いを行う時などに重宝します。
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まとめ
「君たちはどう生きるか」は、決して万人向けではない映画でしたが、作画好きなら楽しめる映画でした。
また、優待を利用して1,000円で観られるなら十分損をすることのない作品だと思います。
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それでは^^
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