総務省「マイナポイント」の登録とポイント付与期間が、2021年3月31日で終了します。
FP資格を持つ筆者が、今回、マイナポイント事業の申し込みにSuicaを選択することにしました。そして実際に登録したので、その登録手順を詳しく、わかりやすく紹介します。
結果として、SuicaとJRE POINTとの紐づけに少し手間どりましたが、短時間で完了しました。
マイナポイントをSuicaに登録しようとしている方は、よかったら参考にしてみてください。
Suica登録に必要な準備は2つ
マイナポイントにSuicaを登録するときにあらかじめ必要な準備は、以下の2つあります。
準備❶「マイナポイントの予約」
まずはマイナンバーカードを手に入れて、「マイナポイント」アプリからマイキーIDの発行(=マイナポイントの予約)を行います。
具体的には、以下の2段階の手順に分かれます。
- マイナンバーカードの発行申請
- マイキーIDの発行(=マイナポイントの予約)
これらの手順は、過去の記事で解説しています。それぞれ、以下の記事をご覧ください。
▼マイナンバーカードの発行申請はこちら
▼マイキーIDの発行(=マイナポイントの予約)はこちら
準備❷「JRE POINTへの登録」
マイナポイントに登録する前に、お持ちのSuica(モバイルSuica)をJRE POINTに登録することが必要です。Suicaの場合は、JRE POINTでのポイント還元となるためです。
▼SuicaのJRE POINTへの登録手順はこちら
無事にSuicaをJRE POINTへ登録することができたら、JRE POINTログイン後のトップページに表示されている「JRE POINT交換番号」を控えておいてください。
この交換番号は、後の手順で使用します(表示位置は下図参照)。
マイナポイントの申し込み手順
上記の準備をすべて済ませたら、マイナポイントにSuica(JRE POINT)を登録します。
申し込みの手順を、次項から詳しく解説します。本記事では、スマホ(iPhone)を利用して登録しています。
マイナポイントアプリにログイン
「マイキーIDの取得」を済ませた状態で、「マイナポイント」アプリを起動します。
「予約がお済みの方はこちら」の項目から、「マイナポイントの申込」をタップ。
「マイナンバーカードでログイン」をタップ。お手元にマイナンバーカードを用意してください。
下図のように、マイナンバーカードとアプリ起動中のスマホを重ね合わせます。
うまく読み取れていれば、パスワード入力画面になります。
カードの交付時に設定した「利用者照明電子証明書暗証番号」(4桁)を入力します。
決済サービスの選択
マイナンバーカードの読み取りが完了すると、「利用者マイページ」に入ります。
表示内容を確認し、「申込へ進む」をタップします。
キーワード検索で、「Suica」と入力し、検索します。
「決済サービス区分」は選択しなくても、検索には問題ありません。
検索結果にSuicaが表示されるので、「選択」をタップ。
事前登録が必要な旨の注意書きが表示されます。これはJRE POINTへの登録のことです。
すでに済ませていれば、「次へ進む」をタップ。
利用規約の確認ページです。
利用規約をよく読み、同意するならチェックマークを入れ、「申込へ進む」をタップ。
申込情報の入力
続いて、「申込情報の入力」ページです。
「JRE POINTへの登録」手順で控えておいたJRE POINT交換番号を使用します。
画面にも記載がありますが、「セキュリティコード1」は氏名の全角カナ(姓名の間にスペースなし)、「セキュリティコード2」は生年月日の数字8桁です。
セキュリティコード3、4には何も入力しません。
この他に、電話番号の下4桁を登録します。電話番号の下4桁は、マイナポイントコールセンターに問い合わせる時に必要になるようです。
すべて入力したら、「確認」をタップします。
申込内容の確認・申込完了
先ほど入力した情報の確認ページです。
内容に間違いなければ、画面下部の「申込」ボタンをタップします。
申込完了時にも、再びマイナンバーカードの読み取りが必要です。先ほどと同様の手順でスマホに重ね合わせ、読み取ります。
これで申し込み完了です。
最後に、追加サービスの案内があります。希望しない場合は、「チェックを外して」からログアウトします。
これらはマイナポイントを利用するにあたっては関係のない内容なので、筆者はどちらもチェックを外しました。
期限までにSuicaチャージを行う
申込が完了したら、あとはJRE POINTに登録されたSuicaにチャージをするだけで、期間内のチャージ額に応じ、25%分のマイナポイント(JRE POINT)が還元されます。
受付期間は今後延長される可能性もありますが、現行では2021年3月31日までです。
上限5000ポイントの還元を受けるには、20000円分のチャージが必要です。
還元タイミングは、「Suicaにチャージした月の翌月上旬以降」とされています。
【注意】JRE POINTには受付時間外がある
SuicaのJRE POINTへの登録には、受付時間外となる場合があります。はっきりとは明記されていませんが、深夜の時間帯はNGのようです。
筆者もこの受付時間外に当たってしまい、やむを得ずマイナポイントの申込を翌日に繰り延べました。
SuicaをJRE POINTに登録しておくことによるデメリットは特にないので、早めに登録しておくことをオススメします。
Suicaをマイナポイント登録するメリット
基本情報として、マイナポイントに登録できるキャッシュレス決済方法は、1種類のみです。また、期間内に2万円分の購入することで初めて、ポイント還元を上限まで受けられます。
そのため、自身が最も使う決済方法を選択するのが一番賢い方法です。
筆者がSuicaをマイナポイント登録するにあたって、メリットとして感じたのは以下の3点です。
- 5000ポイント還元に加え、上乗せ1000ポイントがつく
- 5000ポイントの還元条件は、チャージするだけで使用は問わない
- ビューカードからのクレジットチャージで、クレジットポイントも付く
上記3点の中で、筆者が最も優れていると思った点は、「チャージ」のみで還元条件を満たすこと。
実は、ポイント還元の条件が「買い物をする」こととされている決済サービスが多いのです。
還元額が高いから申し込んだけど、2万円も使わなかった…
できれば、こんな事態は避けたいところです。
そのため、期間内にチャージさえしておけば満額の還元を得られるのは、とても使い勝手が良いのです。
ただし、Suicaはチャージ額の上限が20000円までなので、申し込み時点で少しでも残高がある場合には、一度使いきってからでないと新たに20000円のチャージはできません。この点だけは注意しましょう。
▼マイナポイント登録先が決まってない方は、こちらも参考にしてください。
マイナポイント事業の概要
「マイナポイント事業」とは、好きなキャッシュレス決済方法を1つ選び、その決済手段で購入した物品金額の25%、5,000円分までを上限としてポイントを獲得できるというお得なサービスです。
マイナポイントの還元を受けるまでの流れは以下のとおりです。
①マイナンバーカードの発行申請
↓
②マイナンバーカードの受け取り
↓
③マイナポイントの予約
↓
④マイナポイントの申込
この記事では、「④マイナポイントの申込」について解説しています。
▼マイナポイントの基本情報については、次の記事でも解説しています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は「【マイナポイント】Suicaを登録する手順|JRE POINTで還元」をテーマにお伝えしました。
2021年度のマイナポイントの申し込み期限も残りわずかとなっています。スムーズに登録して、6000ポイントをゲットしちゃいましょう。
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それでは^^
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【ポイント還元】に関する記事はこちら
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