Netflix制作の『今際の国のアリス』は、世界190か国で同時配信され、視聴回数は1800万再生を記録する大ヒットとなっています(2021.02.24付 サイゾーPremium)。
この作品は、タイトルからも連想できるように、ルイス・キャロル作のイギリス児童書『不思議の国のアリス』からインスピレーションを受けています。
インスピレーションとは言っても、作品の内容としてはまったく関係ありません。
ただ、キャラクターの名前は明らかに元ネタがあります。
今回は、『今際の国のアリス』の主要キャラクターが、何を由来に名付けられているのかを考察します。
『不思議の国のアリス』にちなんだキャラクターまとめ
『今際の国のアリス』には、『不思議の国のアリス』を元にしたと思われるキャラクターがたくさん登場します。
アリス(山崎賢人)

ゲームで培った知識と閃きを生かして、さまざまな課題をクリアーする主人公、アリス。
これは言わずもがな、『不思議の国のアリス』の主人公、アリスがモデルです。
不思議の国に迷い込む物語の、主人公であることが両者とも共通しています。
ウサギ(土屋太鳳)

タンクトップを身にまとい、抜群の運動神経を発揮するウサギ。
アリスたちより早く「げぇむ」に参加していて、アリスたちをサポートしてくれる存在です。
『不思議の国のアリス』で、アリスを不思議の国に誘い、たびたび姿を現わす白ウサギが由来です。
ボーシヤ(金子ノブアキ)

ボーシヤはその職業とニックネームの通り、”帽子屋”がモデル。
アリスを題材にした映画では、「マッド・ハッター(=狂った帽子屋)」とも言われています。
劇中のボーシヤの境遇とも少し通じていますね。
チシヤ(村上虹郎)

金髪で長髪の変わった風貌で、いつも余裕の表情を浮かべるチシヤ。
彼の名前の由来は、チェシャ猫です。
『不思議の国のアリス』のチェシャ猫も、常にニヤニヤ笑っていて、神出鬼没で不思議な存在であることが似通っています。
クイナ(朝比奈彩)

いつも刺激的なビキニ姿が、眩しいクイナ。
彼女の由来は、おそらく”クイーン”から連想される「ハートの女王」だと思われます。
「ハートの女王」は、気に入らないことがあるとすぐ「首をはねろ!」と激昂するキャラクター。
クイナとは一見、似ても似つきません。
その共通性は、もしかしたら今後ドラマでも出てくるのかも……。
ミラ(仲里依紗)

ビーチの幹部メンバーであったミラは、ドラマ終盤にその存在感を現します。
“ミラ”というミステリアスな名前は、「ミラー(=鏡)」が由来であると思われます。
『鏡の国のアリス』は、不思議の国のアリスの続編に当たる作品です。
鏡は、再びアリスを不思議の国へと誘います。
次につながるという意図が込められているキャラクターなのではないでしょうか。
おまけ|他にも『不思議の国のアリス』を元ネタにした漫画が
余談ですが、同じく『不思議の国のアリス』を元ネタにしている名作マンガには、皆川亮二、七月鏡一著の『ARMS』がありましたね。
『今際の国のアリス』と同様に、週刊少年サンデーで連載されていた作品です。
もしかしたらサンデー編集部は『不思議の国のアリス』が好きなのかもしれません。
『ARMS』は、ダークなストーリーで構成も巧く、筆者はとても好きな作品でした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「【ほぼネタバレなし】今際の国のアリスのキャラ名の由来を『不思議の国のアリス』から考察」をお伝えしました。
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それでは^^
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