家から出なくても、サブスクリプションで観られる「クライマックスが秀逸な洋画」を観てみませんか。
筆者は、年間100本は映画を観ている映画好きです。
映画館でも家でも見ますが、外出自粛が求められる現在、映画館の上映数は少なく、新作映画が見られなくてたいへん残念です。
でも、サブスクリプション(定額制)で家にいながらさまざまな名作映画を観ることができる、良い時代でもあります。
今回紹介する映画は、どれもAmazon Prime Videoで現在配信中のものです。
クライマックスが重要な映画ばかりなので、これから観る方のために、ネタバレは極力しないで紹介してまいります。
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依頼人の本当の顔とは?謎解きに痺れる!
鑑定士と顔のない依頼人
一流の美術鑑定士でオークショナーであるヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は、高齢で女性経験がない。
ややご都合主義的な展開はあるものの、ラストのシーンは見方によってさまざまな解釈ができて余韻が残る。
1つの作品で謎解き、ラブストーリー、種明かしの要素が混じり合い、ノンストップで飽きずに見ることができるだろう。
ぜひ家族らと一緒に鑑賞しその考察を深めていただきたい。
真実とは何か?散りばめられた伏線を見破れるか。
シャッター アイランド
レオナルド演じる保安官テディは、行方不明事件の捜査のため、フェリーに乗り込みある島を訪れる。
そこは精神病患者が隔離・収容される島”シャッターアイランド”。
行方不明患者の捜索を行ううちに、テディは自らの過去に迫ることになる。
そこで明らかになるのは最愛の妻を殺した犯人であるレディスの存在と、病院がひた隠しにする「ある事実」だった……。
公開時のキャッチコピーは、「この島は、何かがおかしい」。
マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演という『ディパーテッド』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』での名タッグがここでも見られる。
さまざまな”謎”が散りばめられている本作であるが、壮絶なラストには「まさか!」というリアクションを取らざるを得ない。
筆者はラストまで見破れなかったが、数ある伏線を丹念に取りこぼさなければ、もしかしたら見抜けるのかもしれない。
何が真実で何が偽りかということを問い直される作品。果たしてあなたは見抜けるか。
熱狂と静寂。誰もが憧れる男の正体は?
ファイト・クラブ
不眠症に悩まされて癒しを求め、さまざまな会合に参加していた主人公の「僕」は、飛行機内でブラッド・ピット演じるタイラーに出会う。
タイラーが持つカリスマ性に徐々に惹かれていく主人公は、やがてタイラーとともに「ファイトクラブ」と呼ばれる殴り合いのグループを作り上げる。
不眠症から解消される主人公であるが、そのグループはどんどん拡大し、テロリスト紛いの活動に発展する……。
鬼才と言われる『セブン』のデヴィット・フィンチャー監督作品。
主演はブラッド・ピットと、『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートンがダブル主演。
ティム・バートン監督作品などで常連の、ヘレナ・ボナム=カーターも出演。
キャストはかなり豪華である。
この作品もラストのどんでん返しに注目してみていただきたい。
あまりにもカリスマ性が高く完璧超人のタイラーというキャラクター。
それとは対照的に仕事のストレスから日々の不眠症に悩まされるちっぽけな主人公。
このコントラストに注目すると、いろいろと気づくことがある。
決して完璧とは言えないが、見た者に必ず衝撃を与える、そんな作品。
銀色のウサギが導くタイムパラドックスとは。
ドニー・ダーコ
この映画の不思議なタイトルは、主人公のフルネームである。
若き日のジェイク・ギレンホールを見ることができる。
映画の冒頭、主人公ドニーの家にジェット機のエンジンが墜落する。
そのときドニーはたまたま夢遊病のごとくさまよっていて、九死に一生を得る。 だがそれは、これから起きる事件の前兆に過ぎなかった……。
時折登場する銀色のウサギが印象的。そのウサギは、ドニーに事あるごとに「世界の終わり」が迫っていると告げる。
このウサギの謎が常につきまとい、それに唆されてドニーもハチャメチャな行動をし始めるので非常に難解な映画。
でも我慢して見れば、必ず最後にすべて理解できる。
間違いなく名作といえる。
ひとときも目を離したら付いていけなくなるかもしれない。
そして必ずもう一度観たくなる、そんな映画である。
いったい何が起きたかは、1人の男のみが知る…
ユージュアル・サスペクツ
ある夜、カリフォルニアのサン・ペドロ埠頭で、コカインの取引現場が襲撃され、密輸船は爆破。
大量のコカインと金が消えた。
生存者はたった二人で、1人は重傷。
警察は唯一、無傷で生き残ったキント(ケビン・スペイシー)の尋問を始める。
キントは、事件の黒幕は誰も顔を知らない大物ギャング・ソゼだと語るが…。
ケビン・スペイシー主演。監督は、『ボヘミアン・ラプソディ』のブライアン・シンガー。
クライマックスが秀逸な映画を語る上では外すことのできない作品。
推理小説でいうなら、叙述トリックと言える内容でもある(=聞き手の想像にすべてが委ねられている)。
1995年の作品で、映像は少し古臭さを感じるかもしれない。
でもアイデアは独創的で色あせず、素直に素晴らしいと思える作品。
ラストシーンも洒落た作りになっている。
間違いなく良作といえる作品。
まとめ
いかがでしたか?
外出しなくても、良質な作品を自宅で見ることができます。
紹介した映画は現在、すべてAmazon Prime Videoで見ることができます。
ぜひ利用してみてください。
それでは^^
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