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観光庁「Go To トラベルキャンペーン」、対象旅行はいつからいつまで?|公示資料から考察

GoToトラベルのアイキャッチ 節約・貯蓄

「Go To キャンペーン」という名称をよく聞くようになりましたね。

政府の復興支援施策「Go To キャンペーン」のうち、旅行クーポンがもらえる「Go To トラベル」キャンペーンの事務局募集が締め切られ、選定されようとしています。

1人1泊あたり2万円の補助が受けられるということで、募集開始前から楽しみにしている人が多い、このキャンペーン。

今回は、現在公表されている事務局募集の公示資料から、わかることを読み解いていきたいと思います。

なるべく他のサイトやブログで紹介されていないことを中心に、紹介させていただきます。

公示資料からわかったこと

予算規模

予算のイメージ

企画競争説明書によると、「旅行・宿泊代金の割引と地域共通クーポンの発行のための国の支援額は、1,124,833,275 千円とする」とされています。

1兆1,248億円という、ちょっとイメージができないくらい巨大すぎる規模です。

これには事務局費が含まれていないので、この額がそのまま、国内旅行クーポンの予算総額になります。

そこで数字をわかりやすくするために、それぞれの旅行者が、例えば上限いっぱいまで支援を受けた場合に、いったい何人まで利用できるかを試算してみます。

計算過程

計算過程のイメージ

利用の上限額は、宿泊の場合で2万円、日帰りの場合で1万円です。

ここで仮に、宿泊と日帰りの利用割合は、2018年の日本人国内延べ旅行者数の割合を参考にして、宿泊:日帰り≒52:48として考えます。

宿泊 :1,124,833,275 千円×52/100  =584,913,303千円
 これを割引上限である20千円で割ると、29,245,665人

日帰り:1,124,833,275 千円×48/100  =539,919,972千円
 これを割引上限である10千円で割ると、53,991,997人

国民の約8割が利用可能?

本来は早い者勝ちになると思われるため、あくまで予算総額での話ですが、宿泊旅行者の2,924万人、日帰り旅行者の5,399万人が対象となる計算です。

これは、日本国民のおよそ8割が使用できる計算。

かつて大人気となった、2017年の「九州ふっこう割」の予算総額が180億円だったので、今回はそれの比べ物にならないほど多くの人が対象となります。

このため、単純に規模を見れば、利用したい方がほぼすべて利用できると思います。

そこまで争奪戦を覚悟しなくてもよさそうです。

ただ、利用回数の制限がないため、1人で何度も使用したり、泊まりたい宿が人気で予約が取れなかったりする状況は予想できます。

このため利用できない場合もあるかもしれませんので、人気宿はお早めにご予約ください。

今後の流れと実施時期

スケジュールのイメージ

事務局の決定後、実際に宿泊商品などを取り扱う業者の募集が、事務局によって行われます。

その募集期間も踏まえると、実際に宿泊募集が開始されるのは、やはり8月に入ってからになると思われます。

■予想スケジュール

7月1日~3日 ヒアリングの実施
~7月10日 実施主体となる事業者の決定、同社へ通知
~7月22日 実施スケジュールの公表
~7月末 参加登録する旅館や店舗の募集
8月上旬 対象施設の公表、宿泊募集開始

あくまで筆者の予想ですが、以上のようなスケジュール感になると思います。

遅くとも、連休前の2020年7月22日(水)までには、対象経費や詳細なスケジュールなど、詳しい情報が出てくるのではないでしょうか

事務局事業の履行期限が「令和3年3月中旬」とされているので、対象となる旅行期間は、もっと前になるはずです。

「2月末まで」または「3月上旬まで」といった期限になると思われます。

まとめ

今回は、公示資料から読み取れる限りで「Go To トラベル事業」の具体像を予想してみました。

いかがでしたか?

今後も、詳しい情報が出しだい、随時お届けしていきたいと思います。

それでは^^

この記事を書いた人
FPさいとう

節約やライフハックの記事を中心に執筆しています。FP技能士2級、日商簿記2級保有。行政書士試験合格。
投資やせどりなどの「資産を殖やす」分野での記事執筆が得意。趣味は旅行先でコーヒーを買うこと、読書、ワイン、Netflix、貯金。

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