先日、「東急ハーヴェストクラブVIALA鬼怒川渓翠」で1泊旅行しました。2022年12月9日にオープンしたばかりの新しいホテルなので、客室も共用スペースもピカピカに綺麗でした。
会社の保養所として利用したため、素泊まりで、1部屋2名料金18040円と格安で利用できました。
本記事では、「東急ハーヴェストクラブVIALA鬼怒川渓翠」の概要と、これからの紅葉シーズンにお勧めしたいといえる理由を3つ紹介します。
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VIALA鬼怒川渓翠の概要
東急ハーヴェストクラブは、東急リゾーツ&ステイ(株)が運営する会員制リゾートホテルブランドです。
その中でも東急ハーヴェストクラブVIALA(ヴィアラ)は、客室や仕様設備、サービスレベルなど従来のハーヴェストクラブをグレードアップさせた新ブランドです。
VIALA鬼怒川渓翠は2022年12月9日に開業。VIALAシリーズとしては6施設目ですが、単独VIALA施設としては箱根以来の2施設目です。
VIALA箱根翡翠の完成は2008年なので、「ピカピカのVIALA」を体験したいという方には、VIALA鬼怒川渓翠はお勧めできます。
VIALA鬼怒川渓翠 基本データ
アクセス | 〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原334-1 TEL 0288-70-1109 |
地図 | |
客室 | 57㎡以上のデラックスから、152㎡のシグネチャースイートまで48室 全室温泉露天風呂付 |
浴場 | 温泉大浴場 / 温泉露天風呂 / サウナ / 水風呂、家族風呂 |
VIALA鬼怒川渓翠は会員制となっていますが、部屋に空きがあれば、楽天トラベルや一休.comなどの旅行予約サイトからも利用できます。
VIALA鬼怒川渓翠の宿泊記
2023年9月の金曜日から、VIALA鬼怒川渓翠に1泊しました。会社の保養所として利用したので、素泊まりで、1部屋2名料金18040円という格安で利用できました。
デラックス洋室は広々67㎡
お部屋は、デラックス洋室(67㎡)でした。
標準定員が2名の部屋に2名での宿泊でしたが、4名で宿泊しても全く問題ないくらいの広さでした。約55型(目算)のパナソニック製TVが付いていたり、客室露天風呂が付いていたりと部屋のグレードは申し分なかったです。
部屋はオートロック式で、宿泊人数分のカードキーを貸していただけました。宿泊期間中に事前精算を済ませれば、カードキーをロビーのボックスに返却するだけでチェックアウトできます。
部屋のラックに皿やグラスも豊富に用意されているので、グループで1部屋に集まって酒盛りもしやすいです。引き戸で洗い場と生活スペースを仕切ることもできます。
ブッフェディナーを堪能
素泊まりのプランだったので、ホテルのレストランも事前に予約して行きました。VIALA鬼怒川渓翠内のレストラン・炅(けい)は、1人 11000円~の高級コースのみ。
ただ、VIALA鬼怒川渓翠は下位グレードの「東急ハーヴェストクラブ鬼怒川」と隣接しており、徒歩約2分の距離。こちらのレストランも利用することができます。
ハーヴェストクラブ鬼怒川のブッフェレストラン「CASIKA~川岸果~」は、おとな料金が1人 6050円でした。CASIKAは2023年3月にリニューアルオープンしたばかりで、こちらもピカピカな空間で食事を楽しむことができました。
CASIKAの料理は、地元・栃木県産の食材をふんだんに使用した贅沢なブッフェです。特にライブキッチンの「とちぎ霧降高原牛の蒸ししゃぶ」や日替わりメニューの「ローストビーフ」が絶品でした。デザートも充実していて、コスパ的にもまったく問題なかったと思います。
ただし、ドリンクは水とコーヒーを除いて別料金。生ビールが1杯 1100円、ソフトドリンクが1杯800円程度とおかわりするのを躊躇してしまう値段でした(苦笑)
VIALA鬼怒川渓翠の良かった点・イマイチな点
続いて、VIALA鬼怒川渓翠の特に良かった点を3つ紹介します。
開放感あふれる共用スペース
VIALA鬼怒川渓翠には、多数の共用スペースがあります。VIALA会員専用ラウンジ以外にも、宿泊者なら誰でも使えるロビーラウンジにも席は多数あります。
また、1階のKINUGAWA TERRACEが最高のロケーションでした。テラス席からは、「鬼怒川渓翠」の名の通り、鬼怒川の渓流を望めます。テラスのデッキには絶妙な配置でカエデなどが植えられていて、紅葉シーズンには絶景を拝むことができるでしょう。
部屋のアメニティや設備が豪華
VIALA鬼怒川渓翠には、全客室に温泉露天風呂が付いています。客室の冷蔵庫は、冷凍室が独立している大容量タイプ。2Fと4Fの共用スペースには、24時間使える電子レンジも設置されているそうです。
また、大浴場も含め、客室のソープ類(シャンプーやボディソープ)はすべてL’OCCITANE(ロクシタン)製。
大浴場のドライヤーは、Bioprogramming「レプロナイザー 4D Plus」(6万円相当)。客室のBlutoothスピーカーはBALMUDA「The Speaker」(3万円相当)。
客室の内装だけでなく、設備にもかなり力が入っていてワンランク上の空間を味わえます。
しかも、これらの点は公式サイトでもほとんど謳われていないので、実際に部屋に入ってからサプライズ感を味わえました。
宿泊者向け無料サービスがある
東急ハーヴェストクラブ会員なら、ただでさえ格安で利用できるVIALA鬼怒川渓翠ですが、無料で利用できる便利なサービスがたくさんありました。例えば、大浴場の脱衣場にあるパナソニック製マッサージチェアは、無料で利用できます。
また、ランドリー・乾燥機も無料で利用できるので、連泊で長期滞在するときなどに便利です。
ただし、おそらく洗濯用洗剤は自分で別途用意する必要があります
VIALA鬼怒川渓翠のイマイチだった点
最後に、VIALA鬼怒川渓翠のイマイチだった点も3つ紹介します。
大浴場のサウナはイマイチ
VIALA鬼怒川渓翠の温泉大浴場は2つあり男女入替制で、日替わりで双方を楽しめます。
一方の大浴場にはドライサウナと水風呂が、もう一方の大浴場にはミストサウナとExperience Showerがありました。サウナ完備なのは嬉しいですが、正直なところサウナーにとってはイマイチなつくりだと思いました。
ドライサウナはヒノキの香りがして広々とした良い空間でしたが、休憩するイスが設置されていません。
ミストサウナの方は、座席に水が溜まってしまう構造になっていて、衛生面から座ることを躊躇しました。また、こちらには露天にイスが設置されていましたが水風呂がないため、どちらも「痛しかゆし」な作りだと思いました。
ちなみに東急ハーヴェストのサウナでは、個人的に「ホテルハーヴェスト浜名湖」(浜松市)が最も良かったです。サウナ室は小さめですが、セルフロウリュができ、露天にインフィニティチェアがあって湖を望むロケーションも素敵でした。
ホテル周囲に店舗が少ない
VIALA鬼怒川渓翠は東武ワールドスクウェア駅から徒歩3分という好立地ですが、周辺にコンビニやスーパーがほぼありません。
最も近いコンビニである鬼怒川温泉駅近くの「セブン-イレブン 鬼怒川立岩店」は、ホテルから徒歩26分。鉄道や車を利用しないと厳しい距離です。
最も近いスーパーとして「リオン・ドール 鬼怒川店」がありますが、こちらは21時までと営業時間が限られています。また、ホテル周囲は人気のない真っ暗な道なので、暗くなってから出歩くのは避けたほうがよいかもしれません。
VIALA鬼怒川渓翠に宿泊するときは、チェックイン前に必要なものを買い込んでから行くことをお勧めします。
虫嫌いには客室露天風呂が厳しい
全室に客室露天風呂が付いているのは良い点でもあるのですが、鬼怒川の大自然の中にあるホテルなので、羽虫や蛾がよく出ます。客室露天風呂には窓がなくオープン空間なので、とくに夜は光に誘われてどうしても虫が寄ってきてしまいます。
露天風呂とシャワー室はガラス扉で仕切られていますが、油断すると虫が客室内に入ってきてしまう可能性もあり、なかなか部屋の露天風呂を利用することができませんでした。
ちなみに温泉大浴場は24時までしか利用できないため、夜中に温泉を利用するつもりでいると注意が必要です。
まとめ
良かった点・イマイチだった点をそれぞれ挙げましたが、総評すると東急ハーヴェストクラブVIALA鬼怒川渓翠は素晴らしいホテルだったと思います。
会員料金で泊まればコスパ最強だし、どこを切り取っても画になります。「もう一度泊まりたい」と思えるほどのホテルはごく僅かですが、このホテルはまさにそうでした。また違う時期に泊まってみたいと思います。その時はまた当ブログでレポートさせていただきます。
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