東京のホテルで「トコジラミ（南京虫）」が出たとSNS上などで話題になっています。
それに伴い、「トコジラミマップ」というワードでGoogle検索される方も増えているようです。
この「トコジラミマップ」について、日本にもあるのかを解説します。
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海外版のトコジラミマップはある
トコジラミは英語でBed Bug（＝ベッドの虫）というため、「Bed Bug Map」などでウェブ検索すると、実際に複数のサイトがヒットします。これらのマップは、北米・カナダ地域で特に多く利用されているようです。
これらのトコジラミマップは、宿泊客が閲覧したり、自身が宿泊したときのレポートを登録したりできる仕組みになっているのが一般的です。
あくまで過去のレポートがまとめられているマップであり、現在時点では改善されている地域・ホテルもあるはずですが、一定の参考情報としては利用できそうです。
▼以下は、代表的な「トコジラミマップ」です
日本版のトコジラミマップはない
「トコジラミマップ」でウェブ検索したところ、日本国内の地域やホテルに対して作成したマップは見つかりませんでした（2023年5月11日現在）。
トコジラミは、通常は温帯地域に生息する虫で、日本にはもともと生息していません。戦後に外国人が流入して一時的にブームになりましたが、駆除が進んで被害件数は収まっていました。
そのため、最近のインバウンドブームになるまでは、トコジラミの対策も必要なかったのだと思われます。
トコジラミとは
ここで、トコジラミとはどんな虫かについて改めて解説します。
「シラミ」という名前ですがカメムシの一種です。茶色の体表をしており、体長は4.5ミリ～8ミリほどと肉眼で見える大きさの虫です（アース製薬「害虫なるほど知恵袋」より）。
トコジラミに血を吸われると強いかゆみを引き起こします。光を嫌う性質のため、掃除中などは現れにくく、駆除がしづらいと言われています。
普通の駆除剤には耐性を持っていることが多いため、トコジラミ専用の駆除剤が有効です。また、電気をつけたまま寝ると、出てこないと言われています。
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トコジラミの防除対策
トコジラミの防除対策について、東京都や大阪市、札幌市などでは個別ページを設けて解説しています。旅行や出張前に、一度これらを参考にしてみてはいかがでしょうか。
▼東京都
▼大阪市
▼札幌市
まとめ
いかがでしたか？今回は「【東京のホテルで発生？！】トコジラミマップとは？日本にもある？｜虫の画像ナシ」をお伝えしました。
日本版のトコジラミマップはありませんでしたが、「照明をつけたままアイマスクをして就寝する」「抵抗性トコジラミにも効く駆除剤を用意する」など、自分でもできる対策はあります。地方自治体や、アース製薬のWEBサイトを参考に、実践してみてはいかがでしょうか。
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それでは^^
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