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【欠陥だらけ?】Apple PayにSuicaを導入する3つのデメリット|まとめ

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Apple PayにSuicaを取り込んでみたいけど、どうしようか迷っていますか?

そんなあなたに向け、実際にApple PayにSuicaを導入してみた筆者が、そのデメリット3つを紹介します。

これらのデメリットを詳しく紹介する記事は他に見つからなかったので、リアルな使い勝手を知りたい方の参考になれば幸いです。

この記事を読むことで、一通りのデメリットは把握できると思います。

ただし、どうしてもApple Payを使う!と決心がついている方は、本記事を呼んでいただかなくても結構です。

Suica取り込みのデメリットは3つ

  • 元のカードが無効になる
  • iPhoneの電源を切ったら使えない
  • iPhone買い替え時の移行が面倒になる

どれもけっこう重めのデメリットだと思います。

詳しくは、次以降の項目で説明していきますね。

元のカードが無効になる

これが最大のデメリットだと思っています。

あまり知られていないことですが、プラスチックのSuicaカードをApple Payに取り込むと、元のカードは無効になります。

定期券部分だけでなく、チャージ機能やら自分で設定した図書館カードの利用サービスなど、一切ができなくなります。

カードのデータがすべて削除されたイメージで、理解していただくと近いと思います。

取り込み完了時に「廃棄可能です」とか表示されますが、実質は廃棄する以外に使い途がないというのが実態です。

▼チャージも使用もできなくなる

取り込み後に、やっぱり気が変わった!とか、iPhoneを買い換えたい!とか思っても、時すでに遅し。

元のカードにSuica情報を戻すこともできません。

払い戻すか、Apple Pay対応のiPhoneに機種変更しない限り、Suica情報は他のどこにも移動できないのです。

このため端末の紛失にも備えて、Apple PayだけでなくSuicaアプリをインストールし、会員登録しておくことが必須です。

iPhoneの電源を切ったら使えない

これもかなり重めのデメリットです。

まず、自ら電源を切った場合はApple PayのSuicaは反応せず、改札を通れません。

これはガラケー時代の「おサイフケータイ」よりも劣る仕様です。

また、バッテリーを使い切って電源が切れてしまった場合も、iPhone X以前のモデルではApple Pay機能を一切使用することができません。

iPhone XS以降のモデルでは、一時的に予備のバッテリーを使用して「エクスプレスカード」として設定したSuicaを使用できる機能が追加されました。

ただこの方法も、何度も使用しているとバッテリーを完全に消費してしまうこともあるため、あくまで予備的な役割と捉えるのが賢明です。

このため、Apple PayのSuicaで電車に乗るときには、バッテリーが十分に残っている状態で乗るように常に気をつける必要があります。

Apple Pay 対応の iPhoneに最新バージョンの iOSが搭載されていれば、iPhone の充電が必要な状態になっても最大 5 時間まで予備電力機能付きエクスプレスカードが使えます。iPhone の充電が必要な状態になったときにエクスプレスカードを使えるかどうかを確認するには、iPhone のサイドボタンを押します。ただし、この操作を何度も行うと、エクスプレスカード用の予備電力が大幅に減少する可能性があります。また、iPhone の電源を切ると、この機能は使えなくなります。

Appleサポートページより

この状態で改札から出られなくなった場合は、窓口で申し出て現金で清算することになります。 

その運賃は後から返金してくれないことになっています

その金額は明記されていませんが、切符を紛失したケースと同様、路線全線分が請求されてしまうのでしょうか。

これでは安心して電車に乗ることができなくなってしまいます。

これを防ぐ対策としては、

  • モバイルバッテリーを持ち歩く
  • 低電力モードに変える
  • 機内モードにする

くらいしかありません。

もしバッテリーの弱っている古いiPhoneをお使いの場合は、バッテリー交換も選択肢に入れなければいけません。

iPhone買い替え時の移行が面倒になる

Apple Payに登録したSuica情報は、Androidに機種変更した時にはどうなると思いますか?

その答えは、Androidには移行できません。

いったん払い戻して、退会する必要があります。

払い戻しには手数料もかかりますし、定期券の場合は購入時よりも損をすることが多いです。

それでは、iPhoneへ買い替えるときにはどうでしょうか。

iPhone同士で、互いにApple Pay対応端末であればSuica情報を移行できます。

このため、「払い戻しをせずにApple Payを使い続けるケース」を想定すると、まず機種変更時の端末の選択肢が絞られる恐れがあります。

Androidへの乗り換えは許されません。

iPhoneを購入する場合も、Apple Pay対応端末しか選べません。

現在のところ、新しいiPhoneはApple Payに対応していますが、Appleは頻繁に仕様を変更してしまいます。

数年後に欲しいと思ったiPhoneが、Apple Pay機能を持っていない可能性も存分にあるのです。

また、Apple Pay対応端末を購入できたとしても、移行の操作がより煩雑になります。

具体的には、旧端末でカード情報を削除した後、新端末に反映するという手続きです。

従来でさえ、大容量化でアプリが大量にあったりLINEのトーク履歴の保存に手間取ったり、「iPhoneを探す」機能のオフに四苦八苦したりしている現状ですが、これにSuicaの移行が加わってしまうのです。

これは不便と言わざるを得ません。

まとめ

Apple PayにSuicaを取り込むデメリットを3点紹介しました。

いかがでしたか?

上記のようなデメリットを詳細に語っている記事を読んだことがありません。

これを導入前から筆者も知ることができれば、恐らくApple PayへのSuica取り込みは行わなかったと思います。

筆者は、定期券付きSuicaを取り込んでしまったので、ひとまず定期券期限まではこのまま使い続け、その後また新たにプラスチックのカードを作り直すつもりです。

真剣に悩んでいる方への参考となれば幸いです。

それでは^^

この記事を書いた人
FPさいとう

節約やライフハックの記事を中心に執筆しています。FP技能士2級、日商簿記2級保有。行政書士試験合格。
投資やせどりなどの「資産を殖やす」分野での記事執筆が得意。趣味は旅行先でコーヒーを買うこと、読書、ワイン、Netflix、貯金。

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