恵比寿ガーデンプレイスにあるフランス料理店「ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」を初めて利用しました。人数は2人で、ディナーでの利用です。
僕も連れも、本格的なフランス料理店には3回ほど訪れた程度であまり慣れていません。出発前にかなり下調べをしてから臨みました。
そんな僕が実際にロブションのディナーコースを堪能してみたので、コース内容や価格、ドレスコードについてレビューします。これから利用を考えている方は、よかったら参考にしてみてください。
ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブションとは
恵比寿ガーデンプレイス内のフレンチレストラン
ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブションは、恵比寿ガーデンプレイス(東京都目黒区)にある建物「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」内に立地するフランス料理店です。
シャトーレストラン ジョエル・ロブションは、フランスの古城を思わせる威風堂々とした石造りの館で、外観はまるでお城のよう。
建物は地上3階建て、地下1階までありますが、まるごとジョエル・ロブションの店舗が立地しているスペシャルティな空間です。
各階の構成- 最上階:ジョエル・ロブション サロン(個室)
ガストロノミー・ジョエル・ロブションの食事を落ち着いた空間で楽しめる個室。 - 2階:ガストロノミー・ジョエル・ロブション、ルージュバー
- 1階:ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブション
- B1F:ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション
お菓子、パンの販売
ミシュランガイド2021で二つ星を獲得
2階のガストロノミー・ジョエル・ロブションは、14年連続でミシュランの三つ星を獲得する名店中の名店です。
また、2021年のミシュランガイドでは1階の「ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」も、二つ星を獲得しています。ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブションは、「ロブション モダンフレンチをより身近に」がコンセプト。2階のレストランに比べると”カジュアルフレンチ”という位置づけになります。
ただ、カジュアルとは言っても、建物の入り口は2階と共通スペース。2階に登る階段の厳かな設えを目にしながら店内に入ることができるので、十分に「特別感」を味わうことができます。
地下からの入店も可能
入口は、地上階の建物に向かって右側のドアから入るか、地下1階の通路にある専用エレベーターで入店することもできます。
恵比寿駅からは動く通路「恵比寿スカイウォーク」で約5分。そこから一度も外に出ることなく、地下1階の専用エレベーターへ店内にアクセスできるので、雨の日でも駅から傘なしで入店できます。
公式サイトから予約
コース予約は、公式サイトの予約システム「Table Check」を使って行いました。同行者にアレルギーや苦手な食材があれば、予約時に入力します。
また、要望欄に「なるべく落ち着いた席で」と記載したところ、角の席を案内していただきました。
コースは意外とリーズナブル
ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブションは、価格帯が意外とリーズナブル。
本気のフルコース「DÉGUSTATION」は税込19,000円ですが、簡易なコース「MENU A PRIX FIXE」なら、ディナーでも税込8,000円から楽しめます。なお、いずれもサービス料10%がお会計時に別途かかります。
2階のガストロノミー・ジョエル・ロブションは、2~5万円くらいのコースがメインなので、1階のお店はその半額以下で楽しむことができるのです。手軽に「ロブション」の味と雰囲気を体感したいときにはオススメです。
13800円のディナーを選択
僕が今回予約したディナーのコース料金は、サービス料別で1人13,800円(税込)でした。メインの肉料理で、ステーキを選択したのでこれに追加料金2,530円が加算されました。
また、会計時にはこの他にドリンク代や、サービス料が10%加算されます。さらに、コースとは別にアニバーサリーケーキを依頼していて、その料金が2,530円(税込)でした。
ケーキの提供方法について特に事前の打ち合わせなどはしませんでしたが、僕がお手洗いに立ったタイミングで、さりげなくギャルソン(ウェイター)が「この後、ケーキをお持ちしますね」と声をかけてくれました。
この辺りの密かな気遣いはさすがだなと感じました。
最終的な会計金額は、38,863円と、4万円以内で収まりました。
ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブションのドレスコードは?
高級レストランには違いないので、どのような服装で行ったらよいか気になりますよね。
今回、僕はシャツの上にジャケット、下はスラックス、靴は革のローファーにしました。連れは黒のワンピースでした。
晩夏だったため他のお客は、シャツ1枚という人もいたので、そこまでドレスコードを気にしなくていいと思います。
実際に、ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブションのHPにはドレスコードの記載がありますが、Tシャツや短パン、サンダルでの入店がNGとされているくらいで、それほど厳格なものではありません(以下)。
軽装(Tシャツ、短パン、サンダル等)でのご入店はご遠慮頂いております。 男性の方は、ジャケット又は、襟付きのシャツをご着用お願い致します。 軽装の場合は、ご入店をお断りすることもございます。
出典:https://www.robuchon.jp/shop-list/latable
ラ・ターブル ドゥ ジョエル・ロブションのコース内容
店の壁や装飾は紫のイメージカラーで統一されていて、洗練されています。ただし、決して華美すぎることはなく落ち着いた印象です。
ここからは、料理の写真とともにコース内容を紹介していきます。訪ねたのが2021年8月下旬だったので、夏のコースメニューになっています。
アミューズ
アミューズは、「レモンのゼリー スパイスがけ」。
これはメニューには記載がないアミューズです。アミューズとは、前菜の前に出される空腹を和らげる甘くない小皿料理のこと。スパイスが効いていてピリッとする味でした。
前菜
前菜は4種類から選択できました。僕はフォアグラが大好きなので、「フォアグラとブリオッシュのガトー仕立て」を選びました。
フォアグラはたっぷり乗っていて、とても食べ応えがありました。マンゴーのキャラメリゼがのっていて甘苦い味です。
スープ
スープは2種類から選べました。僕が選んだのは「海老のムース ミニアスパラガスに生姜のアンフュージョンを注いで」。
予想とは違い、味は中華スープのような印象でした。生姜がかなり効いていて、温度もかなり熱々なのでむせそうになりました(笑)。大葉がたくさん入っているため歯ごたえがあり、食べづらいほどでした。
ポワソン(魚料理)
魚料理は3種類から選べました。僕が選んだのは「夏タラのプランシャ焼き」。
かかっているソースがとても美味でした。魚介の出汁がたくさん滲み出ている感じです。ムール貝もたっぷり入っていて、満足感があるほどでした。
アントレ(肉料理)
肉料理も3種類ありました。選んだのは「和牛サーロインのキャラメリゼ」です(追加料金で+2,530円)。
肉はとても柔らかい一方で、外側は鉄板でサッと焼かれていて程よくカリッとしています。これはとても美味いです。醤油仕立てのソースと、山葵ほうれん草でアクセントを効かせたシンプルな味付けで、コース中で最も美味でした。
アニバーサリーケーキ(追加)
このタイミングで、ケーキを持ってきていただきました。
プレートにはメッセージを書いていただきました。ひとしきり写真を撮り終えたら、お土産に包んでくれるというのでお言葉に甘えました。
デザート
最後に、デザートも3種類から選択します。今回選んだのは「ショコラのガナッシュ」。
三層ほどの構造になっています。「ジョエル・ロブション」柄のパリパリの板チョコの下には、チョコクリーム、生クリーム、チョコアイスの順に重なっていました。
チョコアイスにはザクザクのチョコクランチが含まれています。食感のアクセントが効いていて、これが美味い。でも、コース料理を楽しんだ後なので最後のクリームがちょっと重たく感じてしまいました。
デザート後には、最後にミニャルディーズとして、コーヒーとともにマジパンが出てきました。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、可愛らしい見た目で目にも楽しいコースのラストでした。
まとめ|ミシュラン二つ星にしてコスパは良い
アミューズを除くと5皿のコースでしたが、1皿1皿がかなり満足感のある量で、お腹いっぱいになりました。
今回は記念日のディナーとして利用したので、特別感が味わえる内容でとても良かったです。
料理の盛り付けは見た目にも美しく、各テーブルにはスポットライトが当たっているので、料理の写真がキレイに撮れます。インスタ映えを意識する女性にもオススメです。
平日ランチならかなりお手軽に利用できるので、一度候補に加えてみてはいかがでしょうか。
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それでは^^
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