スマホの画面が壊れたときに備えて保険をお探しですか?
そんな人は、セゾンカード保有者限定の保険「お買物安心プラン[Y]」を検討してみてもよいかもしれません。
ちなみに、このブログでは以前、「モバイル保険」という月額700円の保険を紹介しました (→過去の記事)
お買物安心プラン[Y]は、月300円でスマホの破損・盗難などに備えた補償を受けられる保険です。「お買い物安心」という名が付いていますが、実は、セゾンカードで購入したもの以外でも補償の対象になる携行品損害保険が付帯しています。
本記事では、セゾンの保険「お買物安心プラン[Y]」のメリット・デメリットや、モバイル保険との比較、申し込み方法などをFPが詳しく解説します。
セゾンカード「お買物安心プラン[Y]」のざっくり概要
「お買物安心プラン[Y]」は、セゾンカード保有者だけが加入できる保険「Super Value Plus」のラインナップの中の1つです。
お買物安心プラン[Y]の概要をざっくり列挙すると、次の通りです。
保険料 | 月300円 |
携行品損害保険金額 | 10万円(現金等3万円) |
免責金額 | 事故1回につき1,000円 |
ショッピング保険 | カードでの購入品なら、購入から180日 補償額100万円 [免責金額1,000円] |
これらの特徴について、以下に詳しく解説します。
「お買物安心プラン[Y]」のメリットデメリット
はじめに、「お買物安心プラン[Y]」のメリットから紹介します。
メリット① スマホやPCも対象
まず、本記事でメインに考えているのは、お買物安心プラン[Y]の機能のうち「携行品損害保険」部分です。携行品損害保険とは、外出先で、身の回りの持ち物が事故で損害を受けたり、盗難に遭ったりした場合に保険金が支払われる補償のことです。
一部対象外となる物品があるものの、持ち出せるような家財はほとんどの物が対象なので、スマホに限らず、ノートPCやゲーム機、イヤホン、現金までもが対象になります。
他社の携行品損害保険では、スマホやPCは対象外となる場合が多いですが、この保険のカバー範囲はかなり広い印象です。
スマホやゲーム機が補償対象であることは、以下のページにもしっかり明記されています。
メリット② 月300円で10万円までの高額補償
2つ目のメリットとしては、月300円という低額な料金です。厳密には補償の範囲が異なるため単純には比較できませんが、スマホ向けの補償として有名な、モバイル保険(さくら少額短期保険)、AppleCare+と比較すると、その料金の安さが際立ちます。
主な項目を比較した結果は、下表の通りです(2024年11月現在)。
比較項目 | モバイル保険 | AppleCare+ 盗難・紛失プラン | お買物安心プラン[Y] |
---|---|---|---|
保障台数 | 3端末まで | 1台 | 台数制限なし |
月額料金 | 700円 | iPhone 16 Pro, iPhone 16 Pro Max 1,740円 | 300円 |
iPhone 16 Plus, iPhone 15 Plus, iPhone 14 Plus 1,540円 |
|||
iPhone 16, iPhone 15, iPhone 14 1,340円 |
|||
iPhone SE(第3世代) 740円 |
|||
盗難 | 〇 自己負担金なし | 〇 自己負担金12,900円 | 〇 自己負担金1,000円 |
紛失 | × | 〇 自己負担金12,900円 | × |
自然故障 | × | 〇 無償 | × |
中古端末の保障 | ▲ 販売店により購入から3ヵ月以上の動作保証が付帯された端末のみ | × | 〇 制限なし |
また、お買物安心プラン[Y]は補償限度額が10万円までと高額なのも特筆すべき点です。
免責金額(自己負担額)の支払いが必要とはなりますが、スマホは高機能化により、年々価格が上がっています。10万円まで補償されれば、多くの場合でカバーできるはずです。
※ただし、現金等の場合は補償限度額3万円まで
メリット③ カードでの購入品なら、補償額100万円
セゾンカードで購入した商品であれば、購入日から180日間以内に破損・盗難などの偶然な事故に遭った場合、補償額100万円となります。
「お買物安心」という名前でありながら、このショッピング保険の部分がむしろオマケになってしまっていますが…。
このショッピング保険についても、免責金額(自己負担額)は1,000円とかなり低額です。
セゾンカードによるポイント還元額はあまり高くないことが多いですが、高額な商品を購入する場合には、この補償を期待してセゾンカード払いにしてみてもよいでしょう。
ここからは、「お買物安心プラン[Y]」のデメリットを紹介します。
デメリット① 自宅での事故は対象外
携行品損害保険共通の仕様ですが、自宅で起きた事故については、補償の対象となりません。
お買い物安心プラン[Y]の約款によると、自宅とは「保険証券記載の住宅」と規定されています。自宅内の物品は「携行品」の扱いとならないため、対象外なのです。
「自宅」には物置や車庫等の建物を含みますが、敷地は含まないとされています。つまり、庭や青空駐車場などの屋外の場合には、基本的に対象となるようです。
※なお、ショッピング保険の部分(カードで購入した商品)については、購入から180日以内であれば自宅内の事故でも対象となります。
デメリット② 対象のセゾンカードが必要
「Super Value Plus」は、セゾンカード保有者だけが加入できる保険なのですが、全てのセゾンカードが対象というわけではありません。一部、対象外のカードがあります。
対象外のカードは、下図を参照してください(随時更新される可能性があります)。
ちなみに、私は対象カードのSAISON GOLD Premiumを使っています。同カードは、通常年会費11,000円が掛かりますが、年に100万円をショッピング利用すると翌年以降年会費が永年無料です。
また、SAISON GOLD Premiumの特典として、映画が1,000円で観られたり、スターバックスなどで最大5%のポイント還元が受けられたりします。
特に、映画1,000円クーポンはよく利用しています。
\SAISON GOLD Premiumを使い、映画を鑑賞した記事はこちら/
デメリット③ 紛失や自然故障は補償対象外
AppleCare+や通信キャリアの補償とは異なり、紛失や自然故障(電気的・機械的事故)の場合は補償されません。バッテリーの劣化なども同様に、補償の対象外です。
携行品損害保険は、あくまで偶然の事故や盗難についてが補償の対象となります。
「お買物安心プラン[Y]」の加入方法
「お買物安心プラン[Y]」の加入方法について詳しく解説します。加入は、以下のページから行います。
Super Value Plusの申込みには、セゾンカードのマイページ「Netアンサー」への登録が必要となります。
Netアンサー会員登録が済んでいれば、保険の加入はごく簡単に行えます。
Super Value Plusのメニューが表示されます。お買物安心プラン[Y]の欄にある「申込可」のボタンをクリック。
重要事項等説明書を読んだら、チェックマークをつけて「次へ」をクリック。
最後に、確認画面です。「申し込み」を押すだけで手続きは完了します。
申し込み手続きは以上です。
月々の保険料支払いも、ログインしたクレジットカード支払いになるので改めて入力する必要がありません。
ちなみに、保険期間は「お申し込み月の翌月1日午前0時から最初に到来する11月1日午前0時まで」です。基本的には申し出をしない限り、毎年、同一の補償内容で1年間自動更新されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は「月300円でスマホの画面割れを保障【セゾンのお買物安心プラン[Y]】を解説」を解説しました。
私はまだこの保険による修理を利用していませんが、対象となる事故が実際に発生した場合には、引受保険会社であるセゾン自動車火災保険に電話連絡することになるようです。
もし実際に保険を利用して修理を行った場合には、またこのブログで紹介させていただきます。
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それでは^^
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