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Windows11でiTunesがiPhoneを認識しない!バックアップに苦労した話

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私は、定期的にiPhoneをWindows PCにつないで全体バックアップをしています。

FPさいとう子
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ある日突然、Windows11のPCにiPhoneをつないでも、iTunesアプリ上でiPhoneを認識しない事態になりました

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左上のメニューバーに、iPhoneのマークが表示されない

結果的に、iTunesとは異なるアプリをインストールすることでバックアップに成功したので、具体的に「どんな症状だったか」「どう解決したか」といった内容をシェアさせていただきます。

“Appleデバイス”アプリをインストールして解決

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画像:Microsoft Store

はじめに結論から言うと、iTunesアプリは最後までiPhoneを認識しませんでした。

私が調べた限りでは、AppleはWindows11にてiTunesアプリを正式にはサポートしていないようです。

実際に、iTunes公式ページのWindowsシステム条件には、ソフトウェアの条件として「Windows 10」とのみ記載があります。

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画像:https://www.apple.com/jp/itunes/

では、Windows11 PCではどうやってバックアップしたら良いのかというと、AppleはiTunes の代わりに、「音楽を聴く」「コンテンツを観る」「Apple デバイスを管理する」ための3つの専用アプリの使用を推奨しています(下図参照)。

これまでiTunesひとつでできていたことが、3つのアプリに分割されたイメージです。このうちの「Apple デバイスアプリ」が、iPhoneのバックアップに使用するアプリです。

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画像:https://support.apple.com/ja-jp/118290
FPさいとう子
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従来ひとつのアプリでできていたことが3つに分割され、正直に言って、明らかに不便になりました。でも、「Apple デバイス」アプリを使うことで難なくバックアップに成功しました

iTunesで起きた症状

ここからは、私のPCに起きた症状について、詳しく解説します。

ある日突然、iTunesがiPhoneを認識しなくなりました。具体的に確認できた症状は、以下の通りです。

  • iTunesの左側ウインドウにiPhoneマークが出ない
  • エクスプローラー上でiPhoneは表示されている
  • サービスコンソール(services.msc)には、「Apple Mobile Device Service」 がない

これらの状況をキーワードとしてGoogle検索で原因を調べたところ、同様の症状を訴える投稿が複数みられました。

このことから、端末固有の障害ではなく、Windows11 OSにおいて、発生している事象なのだと考えました。

試したこと5つ

上記の症状を解決するため、試してみたのは以下の5つです。結果的に、どの方法も解決には至りませんでした。

以下に、試した内容を詳述します。

  • PCと接続するケーブルを替えてみる
  • このコンピュータを信頼する
  • PCのファイアウォールを切ってみる
  • 「Bluetoothとその他のデバイスの設定」を見直してみる
  • iTunesのアンインストール&再インストール

PCと接続するケーブルを替えてみる

充電ケーブルが内部で断線している可能性を考慮し、純正のケーブルだけでなく、サードパーティ製のケーブルも複数本試してみましたが、症状は改善しませんでした。

このコンピュータを信頼する

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iPhone をWindows 11 PC に接続し、iPhone のロックを解除すると、「このコンピュータを信頼しますか?」と尋ねられます。ここで「信頼」を選べば認識されるはずだと、Appleのサポートページに書いてありました。

何度かケーブルをつなぎ直し、「信頼する」操作を試してみましたが、なぜか症状は改善しませんでした。

PCのファイアウォールを切ってみる

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ファイアウォールやセキュリティ対策ソフトが悪さをしている可能性もあるようです。一度、セキュリティソフトを全てオフにしてiPhone接続を試してみましたが、複数回試しても解決に至りませんでした。

ファイアウォールを切るのは、セキュリティリスクに晒されることになるため、PCをオフラインにしてから試してみることを推奨します。

「Bluetoothとその他のデバイスの設定」を見直してみる

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「その他のデバイス – Apple iPhone」の項目を確認し、一度「このデバイスを削除」を押してから、再度iPhoneをつなぎ直すという方法を紹介していた記事もありました。これも試してみましたが、特に効果は得られませんでした。

iTunesのアンインストール&再インストール

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この手段は面倒なのでできれば避けたかったのですが、一度Windows上のiTunesアプリを削除して再インストールしてみました。最新のiTunesにならドライバーが付属されているかと期待しましたが、これも特に効果が見られませんでした。

“Appleデバイス”アプリでのバックアップ手順

最後に、“Appleデバイス”アプリでのバックアップ手順を説明します。

基本的に、iTunesで行うバックアップ手順と操作方法は同じです。

iPhoneとPCを電源ケーブルでつなぐ

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はじめに、iPhoneのOSは最新版にアップデートしておいてください。

iPhoneとPCを電源ケーブルでつなぐと、iPhoneには「アクセサリが接続されました」と表示されます。iPhoneのロックは解除して、ホーム画面を開いておきます。

PCでAppleデバイスアプリを起動する

iPhoneをつないだ状態でAppleデバイスアプリを起動すると、特別な操作をしなくても、iPhoneを自動で認識します。

「バックアップ」の項目で、対象を「すべてのデータ」とします。また、「ローカルバックアップを暗号化」にチェックを入れ、パスワードを設定すれば、機密データを含む完全なバックアップを行うことができます。

そして「今すぐバックアップ」をクリックするとバックアップが開始します。

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FPさいとう子
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iPhoneのデータ容量にもよりますが、完全なバックアップには数時間~十数時間かかるので、私は余裕がある時に行うようにしています

Appleデバイスのバックアップ先はiTunesと同じ

ちなみに、Appleデバイスのバックアップ先はiTunesと同じ「C:\Users\ユーザー名\Apple\MobileSync\Backup」でした。

私の場合、元々iTunesを使用していた頃、バックアップ先を外部HDDに変更していました。AppleデバイスもiTunesの場合と保存先が変わらなかったため、特に設定を変えずに引き続き外部HDDにバックアップを行うことができました。

まとめ

いかがでしたか?今回は「Windows11でiTunesがiPhoneを認識しない!バックアップに苦労した話」をお伝えしました。

長年iTunesを使い慣れていたので、何の前触れもなく利用できなくなり困惑しましたが、結果的に”Appleデバイス”アプリを使用することで解決できました。

iPhoneのバックアップにお困りの方は、本記事を参考にしてみてください。

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それでは^^

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