
「クレカ積立即売り」って聞いたことありますか?
クレカ積立即売りとは、クレジットカードで投資信託の積立を行い、即(厳密には翌日に)すべて売却することです。
クレカ積立即売りによるメリットは、少ないリスクでクレカ利用によるポイント還元を得られることです。
本記事では、FPである私がクレカ積立即売りを実践してみた結果と、どんな銘柄を、いくら買ったのかを公開します。
クレカ積立即売りのメリット

クレカ積立即売りとは、クレジットカードで投資信託の積立を行い、即売却することです。“即”とは言っても、厳密には翌日の売却となるため多少の価格変動はあります。
クレカ積立即売りによるメリットは、以下の2点があります。
- クレカ利用のポイントを得られる
- 余剰資金が不要
これらのメリットについて、以下の項で詳しく解説します。
クレカ利用のポイントを得られる

多くのクレジットカードでは、投信の購入でもポイントが得られます。
投信購入時のクレカ利用によるポイント還元率は一般的に0.5~1%ですが、中には1.5%の高還元カードもあります。
本記事で紹介する楽天カード(一般カード)の場合は、投信購入で0.5~1%のポイント還元があります。
余剰資金なしでも取り組める

通常のクレカ積立は、投資金額がどんどん投信に変わっていくため、投資額を増やすと資金が底をついてしまうおそれがあります。
ただし、クレカ積立即売りの場合は、クレカ請求額の引き落としが来る前に売却を済ませてしまうため、売却額をそのまま支払いに充てられます。そのため、余剰資金がなくても始めやすい手法です。
MAX10万円+5万円まで購入可能

2024年の内閣府令改正により、クレカ積立の上限額は、月10万円までとなりました。これは1社あたりの上限額なので、複数の証券会社を利用すれば上限額は増やせます。
しかし、管理が複雑になるため、本記事では複数口座でのクレカ積立即売りはお勧めしません。楽天証券の場合、楽天キャッシュによる積立を併用することができ、クレカと合わせて月に15万円まで積み立て可能であるためお勧めです。
私の場合は5万円+5万円

私の場合、楽天カードによる積立5万円+楽天キャッシュによる積立5万円の計10万円を積み立てています。
楽天カードによる積立を上限の10万円にしていないのは、楽天銀行がメイン口座でなく決済に必要な最低額しか入金していないため、万が一口座残高が不足して信用情報に傷がつくことを防ぐためです。
また、楽天キャッシュは以下の2ルートでチャージしています。
- 三井住友カード→Revolut→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ:最大2.5%
- 楽天カード→楽天キャッシュ:1%
❶は、年間100万円を達成すれば楽天キャッシュ利用時の還元率2.5%となるルートです。
❷は、楽天カードからのチャージ時に0.5%、楽天キャッシュ利用時に0.5%の還元があるため、合計1%のチャージルートです。
還元率はあまり高くありませんが、楽天キャッシュのチャージは楽天カードの「あとからリボ」キャンペーンの対象となるため、定期的に請求を作るようにしています。
投信積立内容を公開

私は、楽天証券で以下の2銘柄を積み立てています。
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス:5万円
- 円奏会:東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型):5万円
クレカ積立即売りにおける銘柄選びの基準は、まず、日々の値動きが少ないことです。即売りとは言っても、1日間は保有することになるため、わずかな値動きとなる銘柄のほうがリスク(振れ幅)は少なくなります。
また、楽天証券の場合、銘柄によって購入時のポイント還元率が異なります。具体的には、代行手数料率 年0.4%以上の銘柄の場合は楽天カードの還元率が1%になります。
円奏会:東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)は、代行手数料率が0.451%なので組み入れています。

クレカ積立即売りによる売却益を公開
私は、2026年5月からクレカ積立即売りを開始しました。即売りによる実質の売却益(売却損益+ポイント還元額)は以下の通りです。
- eMAXIS Slim 日本債券(クレカ積立1%) 売却損益 -153円+ポイント還元 500円=347円
- 円奏会(楽天キャッシュ積立 最大2.5%) 売却損益 -58円+ポイント還元 1,250円=1,192円
これにより、月間でトータル1,539円のプラスとなります。
1月あたりの収益としてはわずかに見えますが、一度設定してしまえば毎月決まった日に投信を全量売却するだけなので労力はほぼありません。

ほとんどノーコストでポイントを得ることができるため、お勧めできます。
クレカ積立即売りの注意点2つ
NISAでやるのはお勧めしない

NISA口座を利用した投信積立の目的は、生涯の非課税保有限度額 1,800万円という限られた枠を利用して、長期投資による複利効果を得ることです。
クレカ積立即売りをNISA口座で行った場合、このNISA枠をどんどん消費することになり、これにより月に数百ポイントを得ることはあまりお勧めできません。
実際に、私はNISA口座では堅実に長期保有目的での投信積立を月10万円行い、特定口座でクレカ積立即売りを実行しています。
売り忘れに注意

短期間では値動きしづらい銘柄を選んでいるとは言っても、売り忘れてしまうと、暴落により損するリスクも高まります。
また、クレカ積立即売りは、都度売却することで手持ちの資金を最小化することが目的なので、売らないと資金がどんどん流出してしまいます。
売却の作業は自動化できないため、毎月売り忘れないようにリマインダー等を設定しておくことが有効です。
証券会社によっては即売りNG
証券会社によっては、クレカ積立即売りが禁止されている場合があります。
代表的なのはPayPay証券です。規約において、投信即売りを繰り返し行った場合には付与されたポイントが取り消しになる可能性があることが明記されています。

楽天証券の場合は、現状特に投信即売りによるペナルティは設けられていません。
まとめ
いかがでしたか?今回は「【月10万】クレカ積立即売りをFPが実践してみた。いくら還元された?」をお伝えしました。
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それでは^^

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