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【食洗器】カバーナット取り外しに苦労した|賃貸のKVK 5011に分岐水栓取り付け

節約,レビュー,DIY レビュー

先日、Panasonic製の食器洗い乾燥機(食洗器)「NP-TH4」を購入しました。

FPさいとう子
FPさいとう子

新商品の発売で型落ち品が安くなっていたのと、Yahoo!ショッピングで大量ポイント還元があったので、Webで購入しました

ネットで食洗器を購入する場合、設置・取り付けサービスは付いていないことが普通です。そのため、自前で食洗器の取り付けにチャレンジしてみました。

自宅の賃貸アパートのキッチンは、蛇口が「KVK 5011」だったのですが、カバーナットの取り外しが予想以上に大変だったので「どのように解決したか」「どんな器具を使ったか」について、シェアします。

\購入したのは以下の食洗器です/

用意した工具は六角レンチとモンキーレンチ

はじめに用意した工具は、以下の2つです。

  • 六角レンチ ダイソーで110円で購入
  • ワイドタイプのモンキーレンチ Amazonで798円で購入
  • マイナスドライバー
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マイナスドライバーを除き、工具は基本的に食洗機取り付けのために購入しました。

まず六角レンチは、KVK 5011のレバーハンドルを取り外すために必要です。

ダイソーで購入しましたが、工具を扱っているダイソーは、大型の店舗のみです。近くに取扱店舗がない場合は、ネットストアの利用も検討しましょう。

六角レンチ10P
原産国:中国 商品サイズ:8mm径 横幅3.2cm縦幅0.8cm奥行7.9cm、6mm径 横幅2.7cm縦幅0.6cm奥行7cm、5.5mm径 横幅2.5cm縦幅0.55cm奥行6.5cm、5mm径 横幅2.3cm縦幅0.5cm奥行6.1c...

また、六角レンチの径は2.5mmサイズが適合したので、Amazonで購入する場合は以下の商品などを選ぶとよいと思います。

マイナスドライバーは、シンク下の水栓を占めるために使用しました。適合サイズは物件によって異なるはずですので、複数サイズがあると良いです。

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これらの工具を揃え、水栓の工事に取り組んだところ、大きな問題が発生しました。

カバーナット固着で断念

マイナスドライバーでシンク下の水栓を閉めた後、六角レンチでレバーハンドルを取り外すところまでは順調にいきました。

その後、「カバーナット」と呼ばれる部品をモンキーレンチで取り外すのですが、ここで大きな問題が発生しました。

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カバーナットを回そうとすると、水栓本体まで回ってしまいます。そのまま気づかずに回し続けると、水栓本体がねじれてしまい、破損するおそれがあります。

後で調べて知ったのですが、一度も食洗器を取り付けたことがなく10年近く経過している家では、バーナットが固着している可能性が高いということです。

案の定、レンチで回すとカバーナットのみに力が伝わらず、水栓本体ごと動いてしまいます。水栓を無理に回してしまうと割けたり水漏れが発生してしまうそうです

この日は2時間ほど格闘しましたが、これ以上の継続は困難と判断し、一度すべて元に戻して作業を終了しました。

試して無駄だった対策4つ

カバーナットの固着を解消するため、ネットで調べた以下4つの対策を試してみました。が、結果的にはどれも無駄に終わりました。

  • 熱湯をかけてみる
  • クエン酸を溶かした水を塗ってみる
  • 背面の穴に棒を入れて固定してみる
  • ゴムハンマーで周囲を叩いてみる

無駄でしたが、一応どんな対策を試したか説明します。

熱湯をかけてみる

ポットで沸かしたお湯を、カバーナットの周囲にかけてみました。試してみる場合は、火傷に注意してください。

クエン酸を溶かした水を塗ってみる

蛇口が固着する原因は水気によるサビなのですが、クエン酸でサビを落とすことを期待しました。隙間に塗りこむことを意識しましたが、奥までは浸透しなかったと思います。

背面の穴に棒を入れて固定してみる

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蛇口背面の穴。無理に固定しようとしたため、一部裂けてしまいました

KVK製の蛇口には、本体の背面に後述する工具を引っかけるための穴が空いています。この穴に金属の棒を挿し込み、本体が動かないようにしてみたのですが保持力が弱く、あまり効果がありませんでした。

ゴムハンマーで周囲を叩いてみる

ゴムハンマーで、少し強めにカバーナットの周囲を叩いてみました。

鉄のハンマーで叩いてしまうと、跡が残ってしまうそうなので、ゴムハンマーを選択しました。

以上の4つの対策を試してみても、カバーナットは固いまま。レンチで回しても外れる気配はありませんでした。

取外し工具 PG26を購入してあっさり解決

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色々と調べたところ、ネットではKVK製の取外し工具「PG26」を使用する、またはプライヤーを使用するという方法が見つかりました。分岐水栓の取り付け説明書にも、プライヤーの使用を勧める文言がありました。

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KVK分岐水栓 取説での記載

ただ、記載のあったプライヤー「WL-270S」は、実売価格3000~4000円程度。すでに千円ほどの出費をしてしまっていたので、この金額は痛いです。

そこで、KVK製の取外し工具「PG26」を購入。Amazonでの購入金額は、725円でした。

なんとか土日のうちに取り付けを終えたかったので、翌日配送してくれるAmazonですぐに注文しました。

翌日届いた「PG26」を、蛇口の背部にある孔に挿し込み、時計回り方向に力を加えます。同時に、レンチを使いカバーナットを反時計回り方向に回したところ、難なく回りました。

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カバーナットさえ取り外しできれば、残りの作業は難しくありません。アース線の取り付けも無事に済ませ、30分ほどで作業完了しました。

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カバーナット取り外しに掛かった総額

蛇口「KVK 5011」のカバーナット取り外しに掛かった総額は、以下でした。

  • 六角レンチ 110円(ダイソー)
  • ワイドタイプのモンキーレンチ 798円(Amazon)
  • KVK製取外し工具「PG26」725円(Amazon)

マイナスドライバーはすでに持っていたものを使用したため、今回出費した額は1633円です。

家電量販店経由で水道業者に頼むと8000円程度と言われたので、結果的にかなり安く済みました。また、必要な工具も手に入ったので、退去時も自分で元に戻すことができます。

まとめ:カバーナット取外しにPG26は購入必須

いかがでしたか?今回は「【食洗器】カバーナット取り外しに苦労した|賃貸のKVK 5011に分岐水栓取り付け」をお伝えしました。

手持ちの工具だけでは解決せず、専用の工具を購入するのが重要だと知ることができました。

特に、カバーナット取外し作業には、地味な役割ではありますがPG26の工具が必須と思えました。

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それでは^^

この記事を書いた人
FPさいとう子

節約や損害保険の記事を得意としています。FP技能士2級有資格者。
趣味は旅行とセルフジェルネイルです。

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